3.17 15:03

明治安田J1 第4節 vs. 松本山雅FC
HOMEエディオンスタジアム広島

試合終了

サンフレッチェ広島 広島
1
0
松本山雅FC 松本
  • 後半16分
    好文
0
前半
0
1
後半
0

監督 試合後コメント

城福浩 監督

リーグ戦では前節・セレッソ大阪戦で久しぶりの勝利を得た。その後のACLではメンバーを代えて初勝利を得た。そういう意味ではチーム全体でシーズンを通して戦っていく流れをどうしても止めたくなかった思いがあった。それは私もそうだが、選手もそうだと思う。ここで結果を出すことでさらにこのサイクルを続けていく、その空気がチームとして生まれてくると思うので、結果に対しては非常に強い意識で今日の試合に臨んだ。選手は本当にピッチの上でそれを表現してくれたと思っている。リーグ戦で久しぶりにホームのサポーターと喜び合えたのは本当に良かったし、こういう場面を1試合でも多く作りたいと思った。


エミルの交代については、もう代わってもいい状況で我々のスローインになった。そこは自分の直感で「このスローインが終わるまで待ってくれ」と第4審判にお願いした。その流れで得点が入った。エミルは今週トレーニングができず、ギリギリの状況で今日は先発した。コンディションという意味では、万全ではなかった。前半から彼がやれることはやってくれたと思うが、後半に逆サイドの柏がボールを持っている時のゴール前へ入っていく迫力や攻守の迫力が後半はガクッと落ちたように見えた。そこは彼のパフォーマンスを見て交代を決めたが、ゴールのシチュエーションはたまたまスローインが終わるまで待ってもらっただけだった。


攻撃は年間を通じて積み上げていかないといけないと思っているが、守備も同じスタンスだと勝点を取れない。守備に関しては、昨年我々が積み上げてきたものをシーズンの最初から出したいという思いがある。選手もそれは意識を強く持ってくれていると思う。シュート数がすべてではないが、今日は10対2のシュート数で1得点だけでは正直物足りない。ただ、守備に関しては、しっかり開幕から積み上げることができているからこそ、完封ができたと思っている。得点を取れるに越したことはないが、取れなくても焦れずに後ろがやり切ることは続けたいと思っている。


(リーグ戦200勝だが)先人の方々、選手、スタッフ、関係する方々が積み上げてきた数字だと思うし、その節目の数字に自分が居合わせられたのはすごく光栄に思う。これまで積み上げてきたサンフレッチェの良さ、一体感を持って戦っていくなど、そういうものをしっかり継承しながら、よりよいチームにしていきたい。そういう気持ちが新たになるような節目の数字だと思う。

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