4.14 16:03

明治安田J1 第7節 vs. ヴィッセル神戸
AWAYノエビアスタジアム神戸

試合終了

ヴィッセル神戸 神戸
2
4
サンフレッチェ広島 広島
  • 前半15分
    ウェリントン
  • 前半28分
    古橋亨梧
2
前半
1
0
後半
3
  • 前半23分
    パトリック
  • 後半20分
    好文
  • 後半25分
    大生
  • 後半28分
    大生

監督 試合後コメント

城福浩 監督

リスタートはしっかり準備してきたつもりだが、そこで2失点したのは反省しないといけない。ただ、選手はよく盛り返してくれたと思う。我々らしさを失わず追加点を与えない我慢の仕方ができたし、そこが逆転できた一番の要因だと思う。相変わらず(ゴール裏の)紫の塊は壮観で彼らと一緒に試合後に喜び合えて本当に良かった。


(渡大生の2得点について)リードされる状況の時間帯ではディフェンスラインも中盤も一発のスルーパスを少し狙い過ぎていたところがあった。そこをもう一度我々らしく全員が関わってボールを回しながら相手の穴を突いていく、そこに入っていく。それができたからこそ、彼のクロスへの入りが生きたと思う。彼の入っていく嗅覚は素晴らしいものを持っているが、それを表現できたのはチーム全員が焦れずにサイドからしっかり穴を突けたからだと思っている。


川辺駿については、昨年先発をつかめない状況の中でこのアウェイの地で久々に先発して彼の目の前でイニエスタに素晴らしいシュートを決められた。そういう意味でも今日は思うところがあったと思うし、彼が今年先発を取り続けている状況が何でなのか表現したかったと思う。彼がボールを散らせるのは分かっていたが、イニエスタやポドルスキをはじめ、個のレベルの高い選手に対して非常に厳しい寄せをしっかりしていたし、チャンスとあれば自分が3列目から出て行く。彼らしさは出せたゲームだったと思う。


皆川佑介については、ACLで悔しい退場があったが、リーグ戦でもなかなかメンバーに絡めなかった。ただ、今回は前日に居残り組の厳しい練習をしたにも関わらず、アクシデントがあったので18人のメンバーに帯同することになった。彼が今日のピッチに立てたというのは、日頃から手を抜かず、どんな立ち位置であってもやり続けたことでチャンスがめぐってきたと思う。彼が出場した時は1-2で負けている状況だったので我々はボールを追いかけないといけない、早くボールを奪わないといけない状況をよく理解して、3度、4度、5度、ボールを追ってスイッチを入れてくれた。それが我々が前への推進力が出た大きな要因だと思う。


(ドウグラス・ヴィエイラと柴崎晃誠が不在の中での勝利となったが)我々はACLを含めて全員で戦っている。練習場で頭から湯気が出るような厳しいトレーニングをして、だからこそケガ人も出てしまった。そのリスクを抱えながらも日頃のトレーニングの厳しさも我々が今年成長する上で一番大事。ケガ人が出るぐらいのリスクを抱えながらやってきた彼らがチャンスを得て今日結果を出したというのは、日頃のトレーニングがいかに大事か、日頃の競争がいかに大事かをチーム全体に示せた。非常に良い結果だったと思っている。

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