4.19 19:03

明治安田J1 第8節 vs. FC東京
HOMEエディオンスタジアム広島

試合終了

サンフレッチェ広島 広島
0
1
FC東京 FC東京
0
前半
0
0
後半
1
  • 後半26分
    ディエゴオリヴェイラ

監督 試合後コメント

城福浩 監督

平日のナイターにも関わらず、このスタジアムにこれだけ多くの方が来ていただいたことに感謝したい。今日はその方たちの期待に応えられなかったのは残念。その一言に尽きる。


ゲームに関しては、お互いに相手の良さを出させない堅い試合になるだろうと予想していた。相手の個が強いので、そこをどういうふうに出させないようにするかはよく我慢しながらやってくれた。お互いにシュート数が3本ずつだったのは、見ている方にとってはどう思ったか分からないが、我々は頭と体を使いながら死力を尽くして90分を戦った結果、今日のお互いのシュート数だと思っている。我々の課題は守備から攻撃につなげるところを終了間際でなく、もう少し早い時間からアタッキングサードの手前まで行っていたのをもっと奥までいくこと。また、個で切り裂いていく中でコンビネーションを使っていく部分で全員の底上げがもっともっと必要。今日は課題が見えた試合ではあるので、これを次につなげていきたい。


(3枚のカードを切った目的と成果は?)まずは前線からの守備の規制がなければ我々が目的とする堅い守備ができない。それをやりうる選手を選択した。攻撃はある程度、相手のゴール前に運べるだろうと思っていた。守備的な起用というよりは、いい守備をした中で攻撃をしかけられるチョイスをまずはした。また、相手のラインが下がり気味なので、裏のスペースというよりは下がった前のバイタルエリアをうまく使ってもう少し崩したかった。そこでシュートや前への推進力のある渡をシャドーに変えた。最後はクロスに飛び込んでいくような状況になったが、チームとしてもう少しハッキリとした個とコンビネーションのバランスはもっともっと高めていかないといけないとあらためて感じた。


(失点場面は)クロスがワンバウンドして佐々木翔のところにいったと思うが、それをおそらく頭で処理をしようとしたらディエゴ・オリヴェイラのところにいった。そこをワンタッチで一振りしたクオリティーの高さは相手を称えないといけないかもしれない。しかし、押し込まれる回数が多いとああいう事故も起こりえる。そういう意味では、もう少し前でサッカーをしたかった。ただ、後半は私の記憶では決定的に破られたシーンは失点以外なかったと思う。選手が穴を開けず、相手の良さを消そうとしたのは認識しているし、その頑張りは否定するものではない。そこから先のクオリティーはしっかり上げていかないといけない。


(パトリックを途中で起用しなかったのは)もちろん選択肢になければ18人に入らないので、それは(起用する可能性は)あった。何度も言うが、ボールを何度も何度も連続して追いかけたい状況だった。もう一つは相手のラインがどうか。相手のラインが高ければ裏に走るスペースがあるが、強固なブロックを敷いて、下がるのが早い状況だったので、最終的にはそのチョイスをしなかった。

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