6.14 19:03

明治安田J1 第15節 vs. 湘南ベルマーレ
HOMEエディオンスタジアム広島

試合終了

サンフレッチェ広島 広島
2
0
湘南ベルマーレ 湘南
  • 後半22分
    ドウグラスヴィエイラ
  • 後半44分
    稲垣
0
前半
0
2
後半
0

監督 試合後コメント

城福浩 監督

中断期まで我々は五分の成績だった。それがなぜなのかを整理して中断期を過ごした。自分たちに向き合って我々らしいサッカーをやろうということでいい準備ができたと思うし、それをピッチの上で表現してくれた選手たちがいた。今日のような平日のナイターで、しかも雨が降っている中で来ていただいたお客さんを本当に大事にしないといけない。そんな彼らと一緒に喜び合えたことが何より嬉しい。


昨年からいるメンバーは昨年からの積み上げがある。今年はシステムが変わっても昨年の継続と新たな挑戦でやってきた。ただ、内容と結果がなかなか一致しないような状況が続いた中で、今日の中断明けの試合だった。対峙すべきは自分たちだと。なので、今回の相手対策はミニマムにした。我々の中で持っている情報の1割ぐらいしか選手に渡していない。それぐらい自分たちが何をやりたいのか、何を目指すのかというところを多少は表現できたと思う。今日は3点目を取って終われればもっと良かったかもしれないが、何より我々が相手を崩してペナルティーエリアに入っていくシーンが増え、失点をゼロに抑えた。この成功体験は自信になるし、またさらに自分たちに前向きに向き合っていきたい。そういうことができるゲームだったと思う。


(2得点に絡んだ森島について)彼は昨年、今年と本当に悔しい思いをした中でACLで結果を出して、今はチャンスを与えている状況。彼自身、先発メンバーの指定席を勝ち取ったと思っていないと思う。それは高いレベルの競争が彼をかき立てている。それが今日もパフォーマンスにつながったと思っている。質問とは話がそれるが、失点ゼロに抑えられたのも中林がどれほどの思いを持って今シーズンを過ごしていたか想像していた。廣永と中林、林の3人は非常に良いトレーニングをして、大迫をピッチに送り出していた。ただ、練習場では甲乙つけがたいクオリティーを発揮し続けている。その競争によって中林は今日の試合でゼロに抑えられたし、その競争こそが森島をかき立てている。我々はそれでしかJリーグを戦えないと思っている。この競争はずっと続けたい。

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