天皇杯　2回戦 vs. 沖縄SV
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城福浩 監督

福山の皆さんに我々らしさを見せたいと思っていたし、今日来てくれた方々と一緒に喜び合えて良かった。天皇杯はやはり簡単なゲームではないので、最初は苦戦するのは分かっていた。ただ、焦れずにしっかりボールを回したこと、後半は少し修正をして、パスも走りも推進力が増したことによって得点を取れた。そういう成功体験を得られたことは良かった。後ろもシステムを変えてもしっかりゼロで抑えられた。週末のリーグ戦に向けて良い勝ち方ができたと思っている。


（青山敏弘が復帰したが）彼が入った時は１-０だったので、簡単な状況ではなかった。ゲームが決まったという状況ではない中で守備もできる範囲の中でやってくれた。攻撃では彼にボールを集めるというか、自然と集まるような信頼感がある。もちろん相手の疲れもあってプレスが緩くなった状況ではあったが、彼の信頼感、技術の信頼感は私も外から見ていて感じた。何より、ケガなく３５分ぐらいやり切ってくれたのは嬉しい。


（得点を挙げた東俊希と松本大弥について）若手の成長という意味では、やはり試合に出るのが一番だと思う。そのためにも我々はＡＣＬもずっと勝ち続けたかったが、それがかなわなくなった今、天皇杯、ＪリーグＹＢＣルヴァンカップ、そしてリーグ戦と、できるだけ多くの試合を確保して、彼らの成長を促したいと思う。彼らが負けられないシビアな戦いのピッチに立てば立つほど、チームの力になってくれると思う。そこはあらためてすべての大会に勝ち続けたいと強く思った。彼らはもちろんリーグ戦を含めて絡んでもらうように、日頃の練習から、もうワンランク、エネルギーを上げた状態でそれを示してほしいと思う。