タイキャンプ7日目

お知らせ

約2週間のタイキャンプもいよいよ今日で折り返し地点。
連日の2部練習でハードに鍛え上げていたチームは本日、今季初の対外試合となる
「2019 Jリーグ アジアチャレンジinタイ vs.チョンブリFC」に臨みました。

この試合では「全員使うことを大事にした」(城福監督)との言葉どおり、
前半と後半でフィールドプレーヤー全員を総入れ替えして戦いました。
野上結貴選手がキャプテンマークを巻いて臨んだ前半のチームは、10分にミスから先制点を献上したものの、
15分、サイドを使った見事な展開から東俊希選手が左足で冷静にシュートを突き刺して同点。
攻守の入れ替わりが激しい内容が続く中、1-1で前半を終えました。

一方、柏好文選手が主将を務めた後半のチームは、その柏選手と右ワイドの川井歩選手を生かした
サイド攻撃を中心に相手ゴールに迫ります。
しかし、まだ連係を高めている段階のサンフレッチェは、なかなか得点を奪えずにいると迎えた60分でした。
セットプレーから相手に再び突き放されて1-2。
その後は野津田岳人選手や森島司選手、新加入のドウグラス・ヴィエイラ選手を中心に猛攻を仕掛け、
決定的チャンスをいくつも作り出しましたが、最後の局面ではゴールを奪えず。
2019シーズンの“初戦”は悔しい敗戦となりました。

今日のゲームを振り返った城福監督は、「新しくトライをしようとしたところもあった。
うまくいった場面もあれば、課題も見つかったという意味では、有意義だったと思う。
また、個人のコンディションに差があるところも突かれた。
ここから先は全員のコンディションを上げながらも競争の世界に入っていくと思うので、
今日は非常に良い参考になるゲームができた」とコメント。

現在は今シーズンを戦い抜くベース作りに励んでいる時期であり、
それぞれコンディションにバラつきがあり、疲労が溜まっているのは確かです。
紅白戦に取り組んだのも2日前からであり、チームの連係もまだ始まったばかり。
その中でも選手たちは今季目指すサッカーにトライする意識は見せ、
そして現在のコンディションの中でできる限りのプレーは披露してくれました。
今はチャレンジする姿勢が大事であり、ミスは当たり前。
どんどん出てくる課題を修正しながら前に進んでいくことがキャンプでは大事です。

昨季同様、今日のゲームで出た成果と課題をチーム全員で共有しながら、
明日以降のトレーニングに生かしていきます!

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