熊本キャンプ5日目

チーム

10日間の熊本キャンプもいよいよ折り返し地点。
連日のハードなトレーニングで疲労が溜まってきていますが、今日はJ2に所属するロアッソ熊本とのトレーニングマッチに臨みました。

今季初となるJクラブとの一戦は、充実した内容となりました。
午前にハーフコートの紅白戦で体を慣らして迎えた14時30分からのゲーム。
試合は30分×3本の形式で行われ、結果は3本合計4-1で広島が勝利。
1本目こそ0-0のスコアレスで終わりましたが、2本目の5分に柏好文選手のゴールで先制点を奪うと、続く15分には満田誠選手のクロスを仙波大志選手が落ち着いて決めて突き放し、その5分後には鮎川峻選手が2戦連発となるゴールをPKで決めて3-0としました。
3本目は鮎川選手がこの日2点目を奪って4-0とした後に1点を返されましたが、その後は得点を許さずしっかりと勝ち切りました。

結果にこだわって勝利したことはもちろん収穫ですが、内容も一定の手応えを得るものでした。
「(2日前の練習試合で)アグレッシブにやることはもっとトライしたかった。今日はそういう意味では選手はよくトライしてくれた」
迫井深也ヘッドコーチがそう試合後に語ったように、今日はボールを奪われた瞬間に強度高く奪い返しに行くアグレッシブな守備を何度も体現。
「剥がされても戻ればいいんだから!」と迫井ヘッドコーチが選手へ声をかけていたとおり、まずはペース配分など関係なくハイプレッシャーをかけ続けることにトライし、そしてボールを奪えばもう一つのテーマである素早く攻撃に転じるスピーディーなサッカーを展開しようとする選手たちの奮闘が目立ちました。
もちろん、そのスタイルを習得するにはより体力のベースアップが求められ、今は鍛え上げている最中ですが、疲労がある中でも選手がひた向きに戦い続けたことは今後にも繋がってくるのは間違いありません。

明日からはキャンプも後半戦へ突入。
ここまでかなりの負荷をかけてきたこともあり、明日は一部指定選手のみの練習となりました。
オンとオフのメリハリをしっかりとつけて、残りのキャンプも乗り切っていきたいと思います!


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