宮崎キャンプ7日目

チーム

チームのチャレンジは続いています。
晴天に恵まれた宮崎キャンプ7日目の本日は、J2に所属するツエーゲン金沢とのトレーニングマッチを実施。
35分×3本の試合形式で行われ、合計6-2で勝利しました。

「いろんなチャレンジをしている中で、より強みになる部分と逆の部分も出た。今はチャレンジの最中。これが正解というのはない。まだチャレンジしたい」
迫井深也ヘッドコーチがそう振り返った1本目は、新たなスタイルを模索する中で0-1とリードを許してしまいましたが、2本目と3本目はまさに積み上げてきているモノを十分に発揮する内容でした。
メンバーをすべて入れ替えた2本目は、前線からの強度の高いプレスで相手に自由を与えず、中盤や最終ラインでもハードな守備で相手を封じ込んで圧倒。
ほぼハーフコートゲームの様相の中、10分、20分と鮎川峻選手が立て続けにゴールを奪って一気に逆転に成功しました。
終了間際の35分、一瞬の隙を突かれてオウンゴールで同点に追い付かれたのは反省点ですが、「これは試合だから。いくらボールを回しても、いくらシュートを打っても、最後に点を取られて2-2。どうやって締めるか。どうやって終わらせるかがすごく重要になってくる。状況が悪くても何とか無失点にすること。そこはしっかりこだわっていこう」と迫井ヘッドコーチの活を受けた3本目は、より広島の強みが出る戦いとなりました。

2本目同様にチーム全体の強度の高いプレッシングで主導権を握った広島は、4分に満田誠選手、続く8分に中野就斗選手がゴールを奪ってリードを2点差に広げると、猛攻はさらに続きました。
高い位置での連動した守備からチャンスを作ったかと思えば、遅攻になってもテンポの良いパスワークで相手DFを何度も崩して好機を演出。
すると、21分に再び満田選手が追加点を奪えば、終了間際の31分には松本泰志選手がアーリークロスをヘディングで合わせて6点目を奪って快勝しました。

好内容を見せた2、3本目について迫井ヘッドコーチは「選手は積極的にトライしてくれたし、トレーニングの成果をすごく感じた」と手応えを実感。さらに「レベルアップしているのは間違いない。今後もさらなるレベルアップをしていきたい」と充実のトレーニングマッチとなりました。

11日間の宮崎キャンプも残すところ、あと4日。
チームの戦術浸透作業は着々と進んでおり、さらにレギュラー争いも熱を帯びています。
これからも良い緊張感の中、チーム全員で高め合い、開幕に向けて準備していきます!

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