熊本キャンプ初日

チーム

1月8日のチーム始動から1週間半、広島でトレーニングを積み重ねてきたチームは、いよいよ本日から1次キャンプをスタートさせました。
10日間に及ぶ合宿地となったのは、クラブ初となる熊本県。
「熊本の食べ物は美味しいからね!」。
地元の方々も胸を張る、九州の中央に位置する自然豊かな場所で2022シーズンを戦う体作りに励むことになります。

今日のチームは午前に広島を発ち、お昼前に宿舎へと到着。
15時から始まったトレーニングの前にはさっそく盛大な激励式が待っていました。
熊本市スポーツ振興課の村上課長による歓迎の挨拶の後には、次々と激励品をいただくことに。
「県産メロン」をはじめ、「デコポン」、「青島みかん」、「100%オレンジジュース」、「県産米 森のくまさん」、「県産イチゴ」といったフルーツやお米、さらには熊本県を代表するマスコットの「くまモン ボディタオル」まで、たくさんの品々をチームに贈呈してくださいました。
チームを代表して前に立った荒木隼人選手会長は「より良い環境の熊本で練習を積んで、いい成績を残せるように頑張ります」と挨拶。

いまなお続く新型コロナウイルスの難しい状況の中、温かい歓迎をしただき、誠にありがとうございました。

その後はついにキャンプ初日となるトレーニングを開始。
まだ来日できていないミヒャエル・スキッべ監督に代わって陣頭指揮を執っている迫井深也ヘッドコーチが「広島でケガ人も出ずに良い状態で迎えられた」と話したように、今は離脱者もおらず、順調にチーム作りは進んでいます。
広島でのトレーニングでもフィジカルを上げてきていましたが、この1次キャンプもまずは体を鍛えることが大きな目的とあって、初日から負荷のかかるメニューに。
攻守の切り替えを強く求める8対4のポゼッションで判断力を養い、心肺機能を高めた後に待っていたのは、さっそくハーフコートでの紅白戦でした。
ボールを持つのは2タッチ以内と制限がかかった中ではありましたが、ここでもボールを奪われた後の切り替えや味方への素早いフォローなど運動量が必要とされ、さらに球際でも選手たちが激しく戦う中身の濃い内容。
この日は全体をとおして1時間弱で終了となりましたが、広島で充実した練習を積んできたことが分かる、上々のキャンプ初日となりました。

熊本1次キャンプの今後について「フィジカルを上げながら、監督が求める要素を落とし込んでいく」と迫井ヘッドコーチ。
ドイツにいる監督とはコーチ陣がリモートでミーティングを繰り返しながら、要求を汲み取り、選手へ戦術を少しずつ浸透させることになります。
難しい作業となりますが、スキッべ監督も「経験のある優秀なスタッフたち」と全幅の信頼を寄せており、心配はありません。
こういう状況だからこそ、よりチーム一つになって前進していきますので、今後とも熱い後押しをよろしくお願いします!

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