宮崎キャンプ9日目
チーム
    チームのベースを徹底的に磨いています。
    宮崎入りしてから初めて雨に見舞われたキャンプ9日目。
    この日は午前練習のみとなり、約2時間もの時間をかけて“スキッべ・スタイル”の習得作業に励みました。
    やはりアグレッシブさはこのチームに欠かせません。
    約30分のアップの後に待っていたのは、3分の1コートでの10対10のミニゲーム。
    「インテンシティー高くいくよ!」とミヒャエル・スキッべ監督が声をかけたとおり、狭いピッチ上ではハードに選手たちはぶつかり合い、攻守の切り替えも早く見応えのある攻防が繰り広げられます。
    さらに周囲を囲むコーチたちからも、ボールを奪われたチームに対し「プレス!プレス!」と即時奪還を求めるなど、現在の広島のベースであるハードワークが求められるトレーニングとなりました。
    その後はDFを付けずに11人でゴールを目指す攻撃のシミュレーショントレーニングを取り入れ、その後のメインとなったのは8対8のハーフコートゲームでした。
    攻撃陣はゴールを狙い、ボールを奪った守備側はポゼッションしながらハーフラインを目指すいつもの練習ですが、この日のスキッべ監督は「裏に抜けること!」との指示を徹底。
    「自分たちのサッカーで大事なのは前へのプレッシングとボールを奪ったら早くボールを繋いで裏に抜けること。そこを徹底しないといけない」と指揮官が話したように、前線では立ち止まってボールを受けるのではなく、常に背後を狙いながらパスを繋いで相手DFを攻略し、ゴールを目指すスキッべ監督の考えが表れる練習となっていました。
    明日は宮崎キャンプ3試合目となるトレーニングマッチ・FCソウル戦です。
    「守備はコンパクトにすること。FC東京戦では簡単にシュートまで行かれることが多かったので改善したい。攻撃は早いパスを回しながら、裏に抜けることを徹底したい」とスキッべ監督。
    トレーニングから取り組んでいる攻守の成果を、FCソウル戦ではいかに発揮できるか。
    韓国の強敵相手に果敢に挑んでいきます!
     

 
                     
                  
     
         
        