第31節 vs. 大宮アルディージャ
HOMEエディオンスタジアム広島

ホームでサポーターに勝点３をプレゼントすることを大きな目標にして臨んだが、それができなかったことを残念に思う。

全体の内容としては、勝たなければいけない試合だった。そこで勝てなかったのは、少し足りないところ。反省しなければいけない。試合の入りの部分で少しゆるいところがあり、相手に得点を与えてしまって試合を難しくした。後半はプレッシャーをかけて攻守ともに押し込んでいた。同点に追いついたところまではよかったが、逆転できなかったことは残念。

後半は主導権を握ったサッカーができていた。自分たちにはそれだの力がある、ということは選手にも伝えた。ただ、ホームでの試合でもあり、それを前半からやらなければいけない。

天候が悪い中、多くのサポーターがスタジアムに来て応援してくれ、選手も試合をひっくり返すために最後まで頑張ってくれたが、勝点３をプレゼントできず、残念に思う。

この勝点１は、次にポジティブにつながる部分もある。自分たちがやるかやらないか、いい集中力をもってハードワークできるか、そういった部分で、今日の試合の入りは甘かった。ただ、我々がギアを入れてハードワークすれば、相手を押し込むことができるのは地震になった。今日の成果と課題を（Ｊリーグヤマザキ）ナビスコカップの決勝の舞台につなげたい。

前節で３連覇の可能性はなくなったが、それでモチベーションが下がったとは思っていない。（その前から）状況としては厳しかったし、今週のトレーニングを見ていただければわかると思うが、選手は集中していい練習をしていた。今日の結果は、３連覇が途絶えたからではない。もちろん目標はあるが、まずは一戦一戦をしっかりと戦うこと。そうすることでご褒美がもらえるものだと思う。我々にしか３連覇のチャンスはなかったし、大きな目標だったが、まずは３４試合中の１しいを我々らしく戦おう、とやってきた。３連覇できなくなったとしても、その姿勢に変化はない。優勝できなくなっても、トップを争う力があるチームであることを見せていく。