2.25 14:04

明治安田J1 第1節 vs. アルビレックス新潟
HOMEエディオンスタジアム広島

試合終了

サンフレッチェ広島 広島
1
1
アルビレックス新潟 新潟
  • 後半12分
    工藤壮人
0
前半
0
1
後半
1
  • 後半26分
    田中達也

監督 試合後コメント

今日はJリーグ開幕戦で、しかもホームゲーム。勝点3をとって、足を運んでくれたサポーターに勝利をお届けして喜んでもらいたかったが、それができず残念に思う。選手は努力しているが、それが勝点3につなげられなかった。ただ、やってきたことは続けていきたい。

前半は固さがあったが、それはある程度、予想できたこと。前半はピンチもあったが、相手に助けられたところもあり、0-0で終わった。後半に入ってセットプレーから先制点をとることができた。そこから相手をしっかりと抑えて追加点を取りに行こうとし、チャンスは作ったが点を決めることができなかった。失点をせず、したたかに試合を進められるようにチームとしても成長しなければ。終盤、相手が10人になり、押し込んだところで得点を決めることができれば、サポーターにも喜んでもらえた。相手が圧力をかけて攻撃にきたときにしのぐことができたのは、Eスタにきてくれたサポーターのおかげ。勝点3を届けられなかったことは残念だが、応援には感謝している。

森島も廣永も緊張はあったと思うが、持っている力は発揮してくれた。チームとして戦う中で力になり、プレーしてくれたと思う。森島はいいポジションでボールを受けてさばくなど、起点になっていた。守備でも食らいついていき、持っているものは出してくれた。ただ、ゴール前で相手が粘り強くやってくるところをいかにかいくぐっていけるか、という部分はクオリティを上げていかなければいけない。廣永は失点した場面以外でも、カウンターからのピンチがあったがよく守ってくれたと思う。

どのチームに対しても、ひいた相手を崩すのは簡単ではない。新潟はスタートからそういった戦術をとってきた。守備からカウンターを仕掛けてくることはある程度、予想できていた。そこを崩していけるように勇気をもって仕掛け、連携して数的優位を作っていかなければいけない。ただ、開幕戦で慎重になるのは普通のこと。もっと思い切ってできるように、私が働きかけをしなければいけなかった。最後は相手を押し込んでいたが、もう少し時間があれば、違う結果になっていたかもしれない。粘り強く戦い、こじ開ける力をつけなければいけない。

これまでのトレーニングマッチやプレシーズンマッチで、相手が我々のことをスカウティングしていることもあり、フェリペの活躍にしっかりと対策をとってきていた。これまではしっかりと対策をしてくる相手はおらず、試合を重ねるごとにコンディションも上がり、よくなってきていた。ただ、新潟はフェリペにボールを渡さないように、自由にさせないようにと、我々のよいところを消しに来ていた。フェリペはやりにくかったのではないか。

今日は勝点1しか取れていない。ただ、これまでやってきた努力は間違っていないし、最善の準備を尽くしてきた。次の清水戦では勝利を目指していい準備をしたい。次の試合に向けては、しっかりと分析できる。課題に対しては修正して臨みたい。今が完成形だとは思っていない。チーム力を今節よりもアップさせて準備したい。

工藤もフェリペも機能している。チームの中でやれることを示してくれた。なかなか縦にボールが入らず、2人のよさを出せたとはいえないが、メンタル面でも非常に安定して焦れずにやってくれた。工藤は一番望んでいた得点をとり、ゴールの嗅覚を見せてくれたし、そのコーナーキックをけったのがフェリペだった。流れの中でゴールを決めることも大切だが、彼のセットプレーは武器になる。

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