10.17 19:00

明治安田J1 第34節 vs. FC東京
HOMEエディオンピースウイング広島

試合終了

サンフレッチェ広島 広島
0
0
FC東京 FC東京
0
前半
0
0
後半
0

試合の見どころ

 勝負の“ラスト5”だ。前節は同じ勝点で並んでいた町田に対し、後半アディショナルタイムに決勝点を奪って劇的な逆転勝利。順位は一つ上の5位に上がり、引き分けに終わった首位・鹿島との勝点差は『7』に縮まった。リーグ戦は残り5試合と考えれば、もちろん簡単な勝点差ではないが、何が起こるのが分からないのがサッカーだ。まずは目の前の相手に全力を尽くして勝利を奪い、上位との差を縮めに行く。
 今節もまた難敵との戦いだ。松橋力蔵監督を迎えてスタートした今季のFC東京は、スタイル転換による生みの苦しみからか、ここまで11勝8分14敗の13位に甘んじているが、最近では上向き傾向にある。9月に入ってから3連勝を達成するなど、直近の5試合は3勝1分1敗。後方からボールを大事にするポゼッションサッカーが浸透していることに加え、前線では能力の高い個を生かした突破や細かくパスを繋いで相手DFを攻略するコンビネーションもある。
 また、タレント力も十分だ。前線には188cmの大型ストライカーであるマルセロ・ヒアンや佐藤恵允、俵積田晃太、遠藤渓太、マルコス・ギリェルメなど力のある攻撃陣が揃い、橋本拳人や小泉慶、高宇洋など、ボランチも充実。最終ラインには長友佑都、森重真人、室屋成といった経験豊富な選手たちがズラリと並ぶ。まさに勢いに乗った時のFC東京は、相当に強い。
 広島のポイントとしては、やはりFC東京のポゼッション封じになる。アグレッシブな前線からのプレスを武器とする広島のスタイルがハマれば、試合の主導権は紫軍団のモノとなる。もちろん研ぎ澄まされてきたFC東京のビルドアップを止めるのは簡単ではないが、勝利のために広島はスタイルを貫くのみ。ホームで勝点3を奪い、上位陣へプレッシャーをかけたいところだ。

監督 試合前日コメント

FC東京とは5月の対戦(第18節)から時間が空きました。その間、(FC東京は)良い時もあれば悪い時ある、そういうシーズンを送ってきたと思います。天皇杯では準決勝に進出していますし、ここ最近は失点も少なくなってきています。自力のあるチームだと思います。
離脱していた選手が怪我や代表活動から戻ってきているので、メンバー構成にはバリエーションを出せると思います。

試合情報をシェア!

x