試合の見どころ
16日に行われた天皇杯の準決勝で敗れた広島。ルヴァンカップは戴冠を果たしたものの、この11月の間にリーグ戦と天皇杯、2つのタイトルの可能性を失った。落胆は隠せないだろうが、アジアの舞台で勝ち進むことをモチベーションに切り替えたい。中国に遠征して相対するは成都蓉城。ACL時代を含めて初の出場となるが、ここまでの前半戦は1勝1分け2敗と負け越している。ピッチ内外で精神面の安定が難しい状況となっているが、広島としてはクラブとしての経験値の違いを見せつけ、勝利をつかみたい。
提供:データスタジアム株式会社
監督 試合前日コメント
ゲームレポート
ピッチコンディションをはじめ、アウェイの環境に慣れることに苦心した90分だった。ボールは転がるたびにバウンドや方向が変わり、名手大迫が正面のボールをファンブルしてあわやというシーンも。環境面だけでなく、成都蓉城は球際で激しく戦い、縦に行くと決めた時の速さが光る、まさに広島のような好チームだった。そんな相手の敵地に乗り込み、一度はビハインドを負いながらも、粘り強く戦って勝点1を奪取。山崎の左センターバック、Tアルスランのボランチ起用も手応えを感じる内容で、収穫の多い一戦となった。
