森 健児さんご逝去に寄せて

お知らせ

Jリーグ誕生に尽力し、サンフレッチェ広島誕生の後押しをしていただいた森 健児様が逝去されました。心よりご冥福をお祈りいたします。

森さんは福山市のご出身で、慶応義塾大学時代は天皇杯優勝、三菱重工(現浦和レッズ)選手として活躍する中で、日本サッカー界の低迷打破にはプロ化が必要と痛感し、これを実現させました。

サンフレッチェ広島誕生では多くの方々のご尽力があったのですが、中央でバックアップしていただいたとうかがっています。

御父上が原爆孤児のための似島学園を設立し、ご自身も似島に住んで修道中学、高校に通い、広島高校サッカーの黄金時代を作り上げました。

2002年開催の日韓ワールドカップでは、日本サッカー協会専務理事として大会を成功に導きました。この時の日本サッカー協会会長が長沼健さん、この年に副会長に就任したのが野村尊敬さんと、皆様、広島ご出身のレジェンドでした。こうした方たちの作り上げた伝統の上に今のサンフレッチェ広島があると、しみじみ思います。

今年11月開幕のワールドカップサッカーでは、森保日本代表監督を横内、下田、松本、上野、中下と5人のサンフレッチェOBが支えます。森 健児様のご遺徳を偲びながら、難敵に立ち向かってほしいと希望します。

株式会社サンフレッチェ広島
代表取締役社長 仙田 信吾


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