JAXA「はやぶさ2」プロジェクトマネージャー 津田雄一氏による「宇宙授業」を開催しました

サステナビリティ

サンフレッチェ広島は6月2日(火)、PEACE WING HIROSHIMA PROJECT ONEの活動の一環として、エディオンピースウイング広島で広島県内の小・中学校向けにサンフレッチェ夢・チャレンジ大使であるJAXA副所長の津田雄一氏による宇宙授業を実施いたしました。

広島県内の小・中学生約4,000名が参加し、宇宙探査の最前線で活躍する津田さんから、夢を持つことや挑戦し続けることの大切さについて学びました。

広島県内の小・中学生約4,000名が参加し、会場は大きな期待感に包まれました。

世界的プロジェクトを率いた津田さんによる特別授業

イベント冒頭では、主催者を代表して挨拶を行った後、津田さんによる特別講演「宇宙授業」を実施しました。

津田さんは、小惑星探査機「はやぶさ2」プロジェクトマネージャーとして、約3億キロメートル離れた小惑星「リュウグウ」からサンプルを採取し、地球へ持ち帰るという歴史的ミッションを成功に導いた日本を代表する宇宙科学者です。

講演では、「はやぶさ2」プロジェクトの舞台裏や、宇宙探査に挑戦する中で直面した数々の困難、チームで目標を達成するために大切な考え方などについて、写真やスライドを交えながら分かりやすくお話しいただきました。

「はやぶさ2」プロジェクトの経験をもとに、宇宙開発の魅力や挑戦することの大切さを語る津田さん。

参加した児童・生徒たちは、宇宙開発の壮大なスケールに驚きながらも、真剣な表情で耳を傾け、未来への夢や可能性について考える時間となりました。

真剣に課題に取り組む生徒の皆さん

子どもたちからの質問に丁寧に回答

講演後には質問コーナーを実施しました。

  • ・「宇宙に関する仕事をしたいと思ったきっかけは何ですか?」
  • ・「JAXAに入るにはどうすればよいですか?」
  • ・「宇宙人はいると思いますか?」
  • ・「失敗して挫折しそうになった時は何を考えていましたか?」

など、寄せられた質問に対し、津田さんが自身の経験を交えながら丁寧に回答。「好きなことを追求し続けること」「失敗を恐れずチャレンジすること」「仲間と協力して困難を乗り越えること」など、宇宙開発だけでなく日々の学びや生活にもつながるメッセージが送られました。

子どもたちから寄せられた質問に、一つひとつ丁寧に答えていただきました。

展示見学を実施

講演終了後にはグループごとに分かれ、会場内で展示見学を実施。宇宙や科学に関連する展示物を見学しながら、講演で学んだ内容への理解を深めました。

参加した子どもたちにとって、世界を舞台に活躍する研究者から直接話を聞き、最先端の科学や宇宙開発に触れることができた貴重な一日となりました。

サンフレッチェ広島は今後も、スポーツの枠を超え、子どもたちの夢や成長を応援する活動に取り組んでまいります。

展示見学を通じて、宇宙や科学への理解をさらに深めました。

津田雄一さん プロフィール

生年月日 1975年6月26日
出身地 神奈川県(広島県生まれ)
所 属 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 教授、はやぶさ2プロジェクト プロジェクトマネージャ

略 歴

2003年 東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 博士課程 修了、同年 JAXA宇宙科学研究所 助教
2008-2009年 米国ミシガン大学およびコロラド大学ボールダー 客員研究員
2009-2013年 小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」サブチームリーダー
2014年 JAXA宇宙科学研究所 准教授
2015年~現在 はやぶさ2プロジェクトマネージャ
2020年~現在 JAXA宇宙科学研究所 教授

いまや世界中で作られている「キューブサット」と呼ばれる10cmサイズの超小型衛星を世界で初めて開発。はやぶさなどを打ち上げた「M-Vロケット」の開発、小惑星探査機「はやぶさ」の運用などに従事、また、ソーラーセイル宇宙船「イカロス」のサブチームリーダーとして、世界初のソーラーセイル技術の実現へと導いた。小惑星探査機「はやぶさ2」の開発にあたっては、プロジェクトエンジニアとして技術開発を指揮。2015年より、はやぶさ2のプロジェクトマネージャとして、小惑星のサンプル採取と地球帰還を成功させた。

PEACE WING HIROSHIMA PROJECT ONE

国際平和文化都市、広島において、エディオンピースウイング広島、指定管理者としてのサンフレッチェ広島、本プロジェクトのコンセプトに賛同いただいた高橋陽一氏、ご賛同いただく企業・個人の方々と共に、一体「ONE」となって活動を推進する。


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