宮崎キャンプ5日目

チーム

戦術の浸透作業が進んでいます。
シーズン開幕に向けたチームのスタイル構築がメインとなる宮崎キャンプ5日目は、午前をオフにし、午後からトレーニング。
今日は攻撃時において重要な“ビルドアップ”に重点が置かれました。

「昨日の(一部指定選手の)午後練習は強度が高くて良いトレーニングだった。今日も変わらず、強度は保ったまま、それ以上のモノを目指していこう!」
そう迫井深也ヘッドコーチが全体に声をかけて始まった15時からの練習は、いつもどおり磯部峰一フィジカルコーチのウォーミングアップからスタート。
ステップワークやボールを使ったショートダッシュなど30分近く入念に体を温めた後の4対2のボール回しでは、さっそく攻撃の基本でもある素早いサポートや縦への意識付けが行われました。
このメニューはいつものような“鳥かご”ではなく、縦の距離を長くした変則的なボール回し。
そのぶん、ボール保持者への距離も長くなることで、サポートをするにはスプリントが必要になります。
「(ボールを持ったら)とにかく前を向く!」「サポートの早さを意識して!」といった迫井ヘッドコーチの指示が飛ぶなど、短い時間の中でも強度の高い内容となっていました。

その後はコートを3分の2に縮めた11対11で後方からのビルドアップを入念に確認しました。
ここでは「中間ポジションに早く入ること!」(迫井ヘッドコーチ)など、チームとして攻撃に移った時の形を全体で共有。
一方の守備側は、今季の一つのテーマである前線からの強度の高いプレッシングを敢行して相手のビルドアップを封じにかかるなど、攻守においてチームの意思疎通を図る充実した内容となっていました。

11日間の宮崎キャンプはいよいよ明日で折り返し地点です。
明後日にはJ2に所属するツエーゲン金沢とのトレーニングマッチも控えており、より実戦を意識した練習は続きます。
残り半分も全員が同じ方向を向きながら切磋琢磨し、チーム力を高めていきたいと思います!

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