宮崎キャンプ6日目

チーム

トレーニングはより緊張感が増してきました。
11日間に及ぶ2次宮崎キャンプの折り返し地点となった本日は、午前練習のみで終了。
ただし、その中身は“強度”を強く求められる密度の濃いトレーニングとなりました。

迫井深也ヘッドコーチの最初の活が飛んだのは、ウォーミングアップ後に行われた6対6のハーフコートゲームの時でした。
「プレッシャーに行ってるか!! ゴール前は逃げたらダメだろ。それだとサッカーは終わるよ。もっと体を張らないと!!」
縦の距離が短いとあって、ゴール前のシーンが多くなるこのメニューでは、素早い攻守の切り替えはもちろん、自陣では敵のシュートを防ぐために体を張ることが求められます。
守備が苦手だからといってそこから逃げるのではなく、守る時には全員が球際で戦い、体を張ってゴールを阻止すること。
少しでもできていなければ迫井ヘッドコーチから「もっとボールに行く!」といった言葉が何度も飛び出すなど、強度の高い守備をチーム全体に植え付ける内容となりました。

その後、ハーフコートの紅白戦でも同ヘッドコーチは前線からのアグレッシブさを強調。
「守備も攻撃だから前でアタックしよう!」
「戻って守備をするのではなく、前で守備をしよう!」
「戻っただけで球際で負けたら意味がないよ!」
今季のテーマであるボールを奪ってからの素早い攻撃に加え、前線からの強度の高い守りは言い換えれば“攻撃的守備”。
アグレッシブさは今季のサンフレッチェにとって攻守で重要な要素とあって、少しでも選手が緩められないように、この日は常に迫井ヘッドコーチの活がピッチに響き渡っていました。

明日は宮崎キャンプ2試合目となるツエーゲン金沢とのトレーニングマッチとなります。
ここまで厳しくハードに積み上げてきたスタイルをどこまで発揮できるのか。
チーム全体で新たなモノを生み出すために、全力で臨んでいきます!

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