宮崎キャンプ7日目

チーム

1次キャンプもいよいよ本日を入れて残り2日となりました。
最終日となる明日には、Jクラブとのトレーニングマッチが控えていることもあり、今日は午前練習のみで終了。
2日目から絶えず続いている紅白戦で最終調整しました。

「ゲーム、ゲームと続くのは久しぶり。新しいことにチャレンジしている覚悟の表れだと思う。1日1日成長しているなと感じながらやれている」
そう青山敏弘選手が手応えを感じているように、この宮崎キャンプでは初日以外の6日間は熊本とのトレーニングマッチを含めて毎日が実戦の日々。
そこで出た課題をチーム全体でミーティングを通して共有し、次の日の紅白戦で修正し、また次の日は新たに実戦でトライする。
もちろん、フィジカルもしっかりと上げていきながら、新戦術を習得するために紅白戦を積み重ねてきました。

晴天に恵まれた今日も池田誠剛フィジカルコーチ主導の下でウォーミングアップや7対7のポゼッションゲームで体を温めた後は、フルコートでの紅白戦を実施しました。
時間は休憩を一度挟んで約20分。
この日はトレーニングマッチ前日ということもあり、城福浩監督がピッチ中央で見守る中で、時にはプレーを止めて細かな指示を送る場面もありました。
今日の紅白戦の意図については、「昨日まで積み上げてきたことと少し違うところに触った。そういう意味で選手に戸惑いが出るのは覚悟の上だった。今日の選手は頭の中が少し忙しかったと思う」(城福監督)。
今は別メニューで調整しているブラジル人選手も今後は加わってくる中で、それを想定し、別のアプローチで選手を指導したという指揮官。
細かな微調整もしながら、戦術を落とし込む作業に注力しました。

明日のトレーニングマッチは報道関係者も含めて完全非公開での一戦。
戦いの狙いについて城福監督は「昨日までしっかりやってきたことを出すというやり方もあったが、もう少し近い将来のことを考えたやり方をトライする。選手は考えることが多くなりながらハードワークする状況になる。ものすごくスッキリしたゲームになるかは分からない。ただ、そうならなくても今は許されるタイミング。むしろトライすることを選択しようと思っているし、楽しみでもある」。
宮崎キャンプでの総決算となる一戦で紫の戦士たちはどんな戦いを見せることができるのか。
もちろん疲労はありますが、最後の力を振り絞って臨みます!

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