熊本キャンプ7日目

チーム

熊本入りしてから一番の温かさとなったキャンプ7日目。
晴天の下、チームは午前と午後の2部練習でみっちりと鍛えました。

この日もチームが目指すスタイルへの取り組みとなりました。
「とにかく強度を高くしたい。お互いでより高いところを目指して行こう」
迫井深也ヘッドコーチの言葉を合図に始まった午前練習。
ハードなプレッシングを習得するべく、5対5のポゼッション練習から守備への高い要求は始まりました。
相手へのプレッシャーが遅ければ、「もっと行こうよ! ゆっくりしたらダメだぞ!」(迫井ヘッドコーチ)との声が飛び、序盤から白熱した攻防が繰り広げられます。
さらにハーフコートの6対6にメニューが移れば、「切り替えの質を上げろ!」といった声が林卓人選手からも飛び出すなど、まさに強度の高いサッカーを目指してフィジカルを向上させた午前練習となりました。

一方、15時30分から始まった午後練習は紅白戦をメインにトレーニングしました。
ハーフコートで自陣は2タッチ以内といった制限が設けられた中、そこでも攻守の切り替えや相手への寄せの早さを厳しく要求。
コートが狭い分、攻撃と守備の行ったり来たりが多くなり、選手にとっては体力も消耗します。
午前からハードに鍛えていましたが、午後も7~8分の紅白戦を4本実施して、今日の練習は終了しました。

そして夕方には、まだ来日できていないミヒャエル・スキッべ監督が報道陣に対してリモートで取材対応。
映像を通して随時チーム状況をチェックしている監督は、「ここまで良い印象を持っている。選手たちは新しいサッカーにチャレンジしてくれている。コーチたちもトレーニングでやったことを試合で出そうとしてくれている。非常に面白い試合だった」。
ただし、当然ながらチーム作りはまだまだ途上。
「3週間弱で手応えはある程度感じているが、もっと良くしていかないといけないポイントもある」(同監督)。
連日、リモートでコーチ陣とコミュニケーションを取りながら戦略を練り、今後もさらなるチーム力アップを目指していくことになります。


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