宮崎キャンプ8日目

チーム

いよいよチームの仕上げに入ってきました。
終盤に突入した宮崎キャンプ8日目の本日は午前練習を実施。
全体では1時間15分程度となりましたが、密度を濃くした内容となりました。

この日のメインはシュート練習となりました。
「この2日間は元気にやって、(3日後のトレーニングマッチに向けて)より良い状態で向かって行こう!」
いつもどおり迫井深也ヘッドコーチの声でスタートした本日。
ウォーミングアップ後、フリーマン二人を付けた6対6のポゼッション練習で体と頭を起こした次のメニューは、3人組のパス交換からゴールを狙うシュート練習でした。
ここでは、有馬賢二コーチが指揮を執り、「時間とスペースがない中で潜り込んでいく」と指示。
敵陣へ入れば簡単に時間を与えられないシチュエーションを意識し、3人はワンタッチパスを使ったコンビネーションでスピーディーにゴールへ迫ります。
「しっかり決めていく!!」といった迫井ヘッドコーチの声も飛んでいたように、シュート精度はもちろんのこと、パスの質にもこだわった連係の構築作業に努めました。

その後は人数を5人に増やしたコンビネーションからのシュート練習を行って終了。
今日は、今季の一つのテーマである「スピーディーな攻め」を生み出すための連係・連動に多くの時間を割くことになりました。

体力作りがベースとなった1次熊本キャンプを乗り越え、チームの骨格作りがメインとなる宮崎キャンプも残りわずか。
もちろん、目指すスタイルはまだ道半ばですが、昨日の試合を踏まえ、迫井ヘッドコーチは次のように選手へ語りかけました。
「やるべきことはいっぱいある。反省すべき点はいっぱいある。ただ、新しいことを目指しているから必ず障害は起こる。監督が来ていないことは事実であり、想定外のことが実際に起きているけど、その中でやっていくしかない。マイナスに捉えれば捉えられることはいっぱいあるけど、目指しているモノがハッキリしている中でできていることもいっぱいある。そこはボカさずにやっていこう。できていることをよりやっていく。目指しているものをよりレベルの高いモノにしていく。そこはハッキリしている」
反省点ばかりに目を向けるのではなく、成果をより伸ばしていく。
キャンプの最後まで紫軍団は新たなスタイルへの挑戦を続けていきます!

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