トルコキャンプ4日目

チーム

1年間を戦うベース作りが進んでいる1次トルコキャンプ。
4日目となる1月15日には、今季初となる対外試合を実施。
元ドイツ代表でかつてはヴィッセル神戸にも所属していた世界的なプレーヤーであるルーカス・ポドルスキ選手を擁するポーランドのグールニク・ザブジェと対戦しました。

“初戦”としては、上々のスタートと言えるでしょう。
試合は45分×2本の形式で行われ、結果は1-1のドロー。
後半22分にPKで先制点を許すも、その2分後に獲得したPKをピエロス・ソティリウ選手が決めて追い付きました。
その中身も現在はキャンプ立ち上げからの2部練習で疲労が溜まっている頃ですが、「全体的に満足している」とミヒャエル・スキッべ監督も及第点を与える内容。
前半と後半でメンバーを総入れ替えして戦った中、1本目は序盤から相手に押し込まれる時間が長く続き、ポドルスキ選手を中心とした相手攻撃陣にチャンスも作られましたが、得点を許さずにゲームを進めると、「徐々にパフォーマンスが上がっていった」(スキッべ監督)
前半の終盤には攻撃のリズムを掴んで何度かチャンスを作り出すなど、決して悪くないゲーム内容でした。

一方の2本目は、指揮官が「最初から高いパフォーマンスだった」と認める質を披露。
序盤からアグレッシブな守備で主導権を握ってゲームを支配し、相手ゴールへ何度も迫っていきます。
PKで先制を許したとはいえ、すぐに反撃に移って同点に追い付く粘りも見せるなど、選手たちは現在の持てる力をしっかりと発揮していた戦いでした。

試合を振り返ったスキッべ監督は、「両チームとも強度が高く、良い試合ができた」と手応えを掴んだ様子。
このゲームでは新たな形も試した中で当然ながらまだまだ課題もありますが、今はチャレンジと修正を繰り返す時期です。
トルコキャンプは残り4試合も残っており、「次の試合にはもっと良くしていきたい」と指揮官はさらなる成長に期待して今日のトレーニングマッチを終えました。

トルコキャンプ3日目


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