宮崎キャンプ10日目

チーム

課題を克服するゲームとなりました。

晴天に恵まれたキャンプ10日目の本日は、韓国の強豪・FCソウルとのトレーニングマッチに臨みました。
試合形式は45分×3本で行われ、結果は4-2の勝利。
ゲームを振り返れば、1本目の24分、右サイドを松本泰志選手が攻略してクロスを送り込むと、中央へ走り込んだ川村拓夢選手が合わせて先制。
その後、一度は同点に追い付かれたものの、42分、松本泰志選手が自ら獲得したPKを確実に決めて2-1と突き放し、2本目の26分にはナッシム・ベン・カリファ選手が相手GKへプレスをかけてボールを奪い、そこからエゼキエウ選手が詰めてリードを広げました。
3本目には20分に失点し、1点差に詰め寄られましたが、33分、ユース所属の中島洋太朗選手がダメ押しゴールを奪って勝負あり。
4得点を奪う充実の勝利となりました。

今日のゲームの内容には、どうやらミヒャエル・スキッべ監督も手応えを掴んだ様子でした。
「高い位置からのプレスとボールを奪ってから速く攻めることを課題にしていた。今日はそれができていたからこそ、勝利できたし、勝ちに値する内容だった」
確かに今日の試合は得点シーンもそうですが、それ以外にも高い位置からのプレスが機能して相手を押し込むことが多く、サイド攻撃や背後への抜け出しなどからチャンスを多く作っていました。
それこそがスキッべ監督が植え付けている現在のチームのベースであり、ここ数日のトレーニングでも特に意識して取り組んでいた重要なポイント。
まさに選手の頑張りが実ったゲームとなりました。

そして、勝利したあとと言えば……、
試合後に円陣を組むと、スキッべ監督は「明日(9日)は休み!!」とシーズン中のまさかの恒例行事が。
ここまで宮崎キャンプはオフなしで過ごしてきた中、終盤に訪れたまさかの休息に選手たちも驚いた様子でしたが、すぐに喜びの笑顔となりました。

明日のオフを挟めば、キャンプは残り2日。
トルコから始まった約1カ月のキャンプ生活もあと少しです。
まずはオフで英気を養い、明後日からのトレーニングに全力を尽くします!

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