宮崎キャンプ10日目

チーム

昨日に続いて厳しい寒さが襲った宮崎キャンプ10日目。
選手たちも朝から「寒い!」と口々に話す気候の中、今日も午前と午後の2部練習でハードなトレーニングを積みました。

「シーズンを通して戦う体力、基礎は重要になる。そこは満足している」
ミヒャエル・スキッベ監督がそう話したように、“実戦”を通しての体力作りは順調です。
今日も素走りをメインにすることなく、シーズン中と同じメニューでトレーニングを消化。
10:00からの午前練習では、ウォーミングアップの後に迫井深也コーチの熱い指示が響き渡る9対9のポゼッションを行い、締めとなったのは攻撃と守備に分かれたハーフコートでの8対8。
攻撃陣がゴールを奪うか、守備側がボールを持った際にポゼッションでハーフラインまで到達すれば勝利となる実戦を意識したメニューで、シーズン中にも週に1回は組み込まれています。
ここではスキッベ監督が指揮を執り、選手たちの動きを冷静に見つめる中で約30分の時間をかけて11:30頃に午前練習は終了しました。

一方、16:00からの午後練習も実戦がメインとなりました。
午前と同じようにアップとポゼッションで体を起こした後は、互いに3つのゴールを目指すミニゲーム。
コートを約3分の1に狭めたことでスペースがない中、選手たちに2タッチ制限を加えることで素早い判断力を求めます。
攻守の入れ替わりも激しく、運動量も求められるタフなゲームとなりましたが、選手たちは積極的に声を出して盛り上げながら、勝利を目指して熱い攻防を見せていました。

結局、午後も約1時間30分近くかけてトレーニングは終了。
「今までのキャンプで一番キツイ。ここまで2部練習をしたことがなかった」
広島で初のキャンプとなった加藤陸次樹選手も驚くほどのハードなスキッベ流トレーニングは、10日目でも健在でした。

12日間の1次宮崎キャンプも残すところ、あと2日。
選手たちもさすがに疲労が溜まっていますが、最後まで気力を振り絞り、チーム全員で乗り越えていきたいと思います。

宮崎キャンプ9日目


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