宮崎キャンプ(2次)2日目

チーム

“実戦”を通してチーム作りを進める宮崎キャンプは今日も不変でした。
朝から曇り空に覆われた2日目の本日は、午前と午後の2部練習を実施。
どちらとも、紅白戦を取り入れるなど、相変わらずゲームでチーム力を高めています。

まず最初に体力測定から入りました。
ここでは磯部峰一フィジカルコーチが主体となり、50m走のタイムや垂直飛び、立ち幅跳びの3種目を実施。
「これでレギュラーが決まるわけではない」とミヒャエル・スキッベ監督が話したように、あくまで現時点での個人の身体的な能力を測る目的ですが、「昨年と比較して、どれだけ伸びたか分かる意味でも良い」と指揮官は1年間の“成長度”に注目している様子です。
選手たちはそれぞれ記録を意識しながら、一つひとつメニューを消化していきました。

その後は、さっそくスキッベ監督がポゼッション練習の陣頭指揮を執って体をしっかりと温めると、最後に待っていたのはハーフコートより少し広めた紅白戦でした。
今日の本数は12分を2本。
両サイドの選手にタッチ数制限を設ける“スキッベ流”の紅白戦は、中央でのコンビネーションに加え、クロス攻撃も意識させた少し特殊なゲームです。
サイドでの激しい攻防や中央での細かなパスの連係に取り組む選手たちに対して、「素晴らしい!!」と指揮官は称えるなど、午前から充実したトレーニングとなりました。

一方の午後練習も明日のトレーニングマッチvs.大分トリニータ戦を意識した内容で進みました。
アップやポゼッションを終えた後は、午前と同じくサイドの選手にタッチ数制限を設けた紅白戦を取り入れ、最後はシュート練習とセットプレー確認に時間を費やして終了。
午前、午後ともに約1時間30分をかけるトレーニングで2日目を終えました。

明日は2次キャンプ最初の対外試合となります。
J2の強豪である大分相手に見せたいのは、やはり1次キャンプから積み上げている攻撃的でアグレッシブなサッカーです。
「良いサッカーを見たい。各々が持ち味を出して、試合を楽しんでほしい」(スキッベ監督)
チームが目指すスタイルを体現するには、やはり選手それぞれが良さを発揮することが条件。
大分相手に現時点でどれだけの戦いを示すことができるか、明日も楽しみです。

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