宮崎キャンプ(2次)4日目

チーム

今日は午前の練習途中から強い雨に見舞われる悪天候でのトレーニングとなりました。
ただし、チーム力強化を目指すキャンプでは、天気は関係なし。
次第に雨粒が大きくなる中、午前と午後の2部練習でみっちり鍛えました。

ミヒャエル・スキッベ監督としては、やはり昨日の大分とのトレーニングマッチは合格ではなかったようです。
練習前の円陣では、「自分たちのサッカーをやるというのは、どういうことか。高い位置からアグレッシブに相手に当たって行くこと。1本目は非常にまずかった」とキッパリ。
0-1でリードを許した大分戦の1本目は、序盤に失点しただけでなく、相手のリズムで試合を進められたのは事実。
今の広島は、前線から果敢にボールを奪いに行く攻撃的なサッカーを目指しているだけに、その良さを発揮できなかったのは、指揮官としても納得ができなかったようです。
「全員が全力で戦った時に楽しむことができる」と力を出し切ることの重要性を説いたスキッベ監督は、「今日も楽しみながら、献身的に全力で行こう!」との言葉をかけて練習がスタートしました。

今日も実戦がメインなのは変わりませんでした。
ウォーミングアップの後は、2グループに分かれたポゼッション練習を行い、締めとなったのはハーフコートでの8対8。
攻撃陣はゴールを目指し、守備陣はポゼッションでハーフラインまで到達した場合に攻守が交代となるシーズン中でも恒例のメニューです。
指揮官の練習前の“活”に呼応するかのように、選手たちは強度を意識しながら、集中したトレーニングを見せていました。

一方、相変わらずの雨が続いた16:00からの午後練習も実戦練習に注力。
1時間15分と通常よりは短いトレーニングとなりましたが、メインには4対4のミニゲームで激しい攻防を繰り広げます。
「強度高く、速く行くこと」とスキッベ監督も強調する中、広島のストロングポイントであるアグレッシブさを研ぎ澄ますべく、選手たちは疲労が溜まった中でも充実したトレーニングを積むことができました。

9日間の2次宮崎キャンプは明日で折り返しを迎えますが、チームのベースであるアグレッシブさはまだ培っている最中です。
課題が出たということは、まだまだ伸びしろも十分。
シーズンで最高の結果を得るために、今を大切に全力で取組んでいきます!

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