トルコキャンプ4日目
チーム
スキッベ流のハードなトレーニングが続いています。
過去の1次キャンプでも基本的に午前と午後の2部練習を多く入れてチーム作りを進めてきた指揮官ですが、就任4年目の今季もやはり同じ流れ。
キャンプ4日目のこの日は、実に3日連続となる2部練習を実施。
実戦を中心に厳しいトレーニングに励みました。
午前は特に負荷の高いメニューが待っていました。
トレーニング序盤から磯部峰一フィジカルコーチの下で筋力トレーニングを含めたフィジカル強化に努めると、迫井深也ヘッドコーチ主導のポゼッション練習の後に待っていたのは3分の1コートでの対人形式。
シーズン中でも取り入れられる6つのゴールを使ったこのトレーニングは、コートが狭いからこそ素早い判断力が養われる他、攻守の切り替えも速さも求められます。
強度の高いこのトレーニングに約20分の時間をかけて終わりかと思いきや、午前の締めとなったのはフルコートの紅白戦。
8分×2本と時間は短く感じますが、それまでの過程で体を追い込んでいたとあって、選手たちは最後の力を振り絞って戦い抜きます。
2チームにメンバーを振り分けたスキッベ監督がピッチ横で冷静に見守るなか、集中力のある緊迫したゲームが繰り広げられていました。
一方、16:00から始まった午後練習も10分×2本のフルコートでの紅白戦を実施する“実戦モード”でこの日は終了。
「2部練習が続くと聞いていたけど、本当なんですね…」と、広島での初キャンプとなった新戦力の田中聡選手も驚くハードなキャンプ4日目がようやく終わりました。
「すべてレベルアップしないといけない」
そうスキッベ監督が目的を語るトルコキャンプは、まだまだ序盤戦。
さすがに選手には疲労の色が見えていますが、この時期は当然であり、今の厳しい練習がシーズンへと繋がっていきます。
明日以降もハードな練習は続きますが、チーム全員で乗り越えていきます!