トルコキャンプ3日目

チーム

チームは早くも戦術のトレーニングに着手しました。
トルコ入りしてから悪天候が続いていたものの、ようやく太陽が顔を出したキャンプ3日目。
恵まれた気候の中でチームは午前と午後の2部練習を実施。
翌日には今季初のトレーニングマッチが控えていることもあり、さっそく実戦を意識したメニューが組み込まれました。

まさに“スキッべ流”のキャンプと言えるでしょう。
過去のサンフレッチェもそうですが、多くのクラブが1次キャンプでは体力作りをメインとし、ボールを使わない素走りなどをトレーニングメニューに入れることも多々ありますが、ミヒャエル・スキッべ監督は「(素走りは)やらない」とキッパリ。
その訳を次のように話しました。
「休みの間に選手は課題をやってきている。ほとんどの選手は基礎ができている。この合宿では戦術的な部分をやっていきたい」
その通りに、キャンプ2日目からシーズン中のボールを使ったメニューが組み込まれ、さらに3日目のこの日の午前練習ではフルコートの11対11を実施。
メンバーは主力とサブなど関係なくシャッフルされた構成で、時間は10分×3本。
監督は特に声を張り上げることなく静かに見守る中、選手たちは現在の持てる力を出しながら、今年初の実戦メニューに取り組んでいました。

その後、16:30から始まった午後練習はポゼッショントレーニングをメインに約1時間30分で終了。
昨日に続いての充実した2部練習に選手たちも疲労困憊の様子でした。

明日はついに今季初となるトレーニングマッチになります。
相手はポーランドリーグに所属するグールニク・ザブジェ。
神戸でもプレー経験のあるルーカス・ポドルスキ選手が所属する相手です。
もちろん結果も必要ですが、今は内容も重要な時期。
「トレーニングみたいなものだと思っている」とスキッべ監督も練習の一環として臨む覚悟です。
最初の対外試合でどんな成果が生まれ、課題が出てくるのか。
これまで同様、チーム全員で戦っていきます!

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