宮崎キャンプ6日目
チーム
12日間の1次宮崎キャンプも今日で折り返し地点。
連日、2部練習でハードな練習を積んでいる中、本日はJ3に所属するツエーゲン金沢とトレーニングマッチを実施しました。
10-0で大勝した3日前の宮崎産業経営大学戦に続き、今日も持ち味の攻撃的な姿勢を見せる上々の内容となりました。
試合形式は30分×3本。
1本目こそ終了間際の失点でリードを許してしまいましたが、2本目から攻撃陣が目を覚ましました。
まずは6分、ゴール前の混戦から松本大弥選手がこぼれ球に詰めて同点に追い付くと、26分には右サイド・越道草太選手の左足でのアーリークロスに加藤陸次樹選手が頭で合わせて逆転。
さらに30分には、左サイドを抜け出したピエロス・ソティリウ選手が右足で華麗なシュートを突き刺して、3-1で2本目を終えました。
迎えた3本目も金沢に追撃を許さず、広島は攻撃を貫きます。
前線からのハイプレスで相手を押し込む時間帯を多くすると、6分に中島洋太朗選手のパスを受けたマルコス・ジュニオール選手がゴールを決めて4-1とさらにリードを広げると、最後にネットを揺らしたのは、またもマルコス選手。
チーム全体でのアグレッシブな守備から相手のパスミスを誘うと、中央でそのボールを背番号10がカット。
後はGKとの1対1を落ち着いて決めて、5-1で広島が勝利しました。
1本目こそ0-1とリードを許してしまった今日のゲームですが、全体的には指揮官が求める「オフェンシブにアグレッシブに点を取りに行く」スタイルは体現していたと言えるでしょう。
攻撃では縦へのスピーディーな攻めやサイド突破を機能させ、守備に移れば受けに回るのではなく、前線から攻撃的にボールを奪いに行く。
ほとんどの時間帯で相手を押し込むことができていたのも、そのアグレッシブな守備があってこそでした。
試合後の指揮官も「全体的に良いゲームだった。今日も見ていて楽しかった」と及第点を与える出来。
今季初めてJクラブとのトレーニングマッチとなりましたが、チームが目指す“アグレッシブな戦い”を全体で示すことができた一戦となりました。