トルコキャンプ8日目

チーム

トルコでのトレーニングマッチ3試合目は相手を圧倒する結果となりました。
モルドバリーグに所属するFCジンブル・キシナウとの一戦。
午前に約1時間のトレーニングに励んでいたチームは、昼にしばしの休憩を挟み、18:30からのナイトゲームに臨みました。

試合は序盤から広島が主導権を握りました。
「前からのプレスをずっと続けることができた」とミヒャエル・スキッベ監督が振り返ったように、持ち味のハイプレスを仕掛けて相手を押し込む展開に。
18分にカウンターから先制点を許してしまいましたが、慌てることなく自分たちのスタイルを貫くと、一気に相手を突き放します。
29分、右サイドを攻略した加藤陸次樹選手のクロスを小原基樹選手が合わせて同点に追い付くと、その1分後には最前線のジャーメイン良選手のプレスからボールを奪ってトルガイ・アルスラン選手が冷静に決めて早くも逆転。
そのまま2-1で前半を折り返すと、メンバーをすべて入れ替えて臨んだ後半はさらなるゴールショーが待っていました。
64分、満田誠選手が自ら獲得したPKを決めて2点差とすると、75分には右サイドからのクロスをゴール前に駆け上がっていたボランチ・井上潮音選手が合わせて4-1。
さらに80分にはCKのこぼれから茶島雄介選手がゴールネットを揺らして勝負あり。
内容でも終始、広島ペースで試合は進んでいましたが、結果でも5-1と力の差を見せ付ける充実の戦いとなりました。

「スピード感のあるサッカーができた。そこが相手との違いを生んだ」とは試合後のスキッベ監督。
確かに、この試合では前に前に突き進む広島らしいサッカーが展開できており、そのアグレッシブな姿勢が5得点に繋がりました。
前からの鋭いプレス、相手DFの背後への抜け出し、迫力あるカウンターと、指揮官が求めるプレーを選手たちがしっかりと体現できれば、やはり内容も結果も伴ってきます。
もちろん、まだまだチーム作りは途上ですが、着々と階段をのぼっていることを実感したこの日の一戦。
残りのキャンプ期間も現状に満足することなく、レベルアップを図っていきます!

トルコキャンプ


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