前田直輝選手加入会見を行いました!
チーム
3月27日(木)エディオンピースウイング広島にて、前田直輝選手の加入会見を行いました。


前田直輝選手 コメント
皆さんこんにちは。浦和レッズから加入させていただきました、前田直輝です。
今日は僕のためにこのような会を開いてくれてありがとうございます。
何でも話します。よろしくお願いします。
栗原圭介強化部長のコメント
皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。
前田選手は皆さんご存知の通り、スピード、そしてドリブル、左足のキックの精度が素晴らしく、何より1人で局面を打開できる選手ということで多分どのクラブも欲しがる選手だと思います。その中今回サンフレッチェ広島に来てくれることになりました。我々としても攻撃が活性化できる選手ということでずっとリストアップをしていましたし、今回スキッベ監督の強い要望もあり、このタイミングで獲得させていただきました。
移籍ウィンドーが締切ギリギリというところで難しい状況でもありましたが、広島というクラブの魅力、そしてスキッベ監督のサッカーの魅力というものを前田選手自身に感じていただいたこともあり、スムーズに交渉ができたという風に思っております。
前田選手の特徴は先ほど申し上げた通り、スピードに乗ったドリブル。スピードに乗って相手に仕掛けた場合は止められないと思いますし、そこからのアシストにも期待ができます。
またドリブルが得意な選手は足元で受けることが多いと思いますが、相手の背後をとる動きができる選手でもあります。足元で受ける、背後をとる動き両方ができる選手が少ないですし、広島の攻撃を活性化してくれるのは間違いないと楽しみにしております。
守備の面でも前から献身的に連動してプレスをしてくれる選手ですので、攻守においてサンフレッチェ広島のサッカーに合いますし、前田選手の特徴が活きる、選手にとってもクラブにとっても非常にいい補強になったという風に思って、嬉しく思っております。
代表質問
Q)広島からオファーが来た時の率直な気持ち
前田直輝●
本当に嬉しかったです。嬉しかったんですが、素直に話すと浦和レッズというクラブで、クラブも僕もリスペクトしている興梠慎三さんの30番を付けさせていただいた、その責任感や覚悟があったので、すごく悩んだというのが正直な感想です。
ただ、スキッベ監督のサッカーはすごく魅力的だと外から見てずっと思っていたので、オファーをいただいた時は本当に嬉しかったです。
Q)広島加入を決めた要因は
前田直輝●
先ほどもお伝えしましたが、スキッベ監督のサッカーが本当にすごく魅力的なこと。僕自身がそこに入れば、プラスのエネルギーが出ると感じていたので、新しいチャレンジの気持ちで移籍を決めました。
Q)外から見た広島をどう見ていたか。
前田直輝●
昔の話で申し訳ないのですが僕高校3年生の時に高円宮杯(JFAU18サッカープレミアリーグ)EASTで、当時所属していた東京ヴェルディユースで無敗優勝をし、自信満々でWESTのチャンピオンチームである野津田岳人選手率いる広島と決勝を戦ってボコボコにされました。笑。
そこから広島が本当に手強く、「気持ちには引力がある」という言葉通り、アグレッシブで力強く、まとまったチームでやりづらい相手だという印象がありました。
プロになってからも、ディフェンスラインが強固で、崩すのがすごく大変だなっていうイメージがありました。前には本当に毎年のように点の取れるストライカーが揃っていて、すごく対戦しづらく、強い相手だと思ってました。
Q)自身の強み、特徴は
前田直輝●
先ほど栗原強化部長からも言っていただいた通り、自分自身はドリブラーだと思っています。それ以外にも、背後への動きや、周りにスペースを生み出す動きが惜しみなくできる選手だと思っていますのでそこを見て欲しいです。
ただ、ここ最近(ゴールやアシストなどの)数字を残せてないので、今後の課題として持っています。サンフレッチェ広島という歴史のあるチームの一員になれたからこそ、優勝を目指しますし、(優勝に貢献するには)自分自身の数字も求めていきたいと思っています。
Q)前線にクオリティの高い選手が揃っている広島をどうみているか。
前田直輝●
早速練習に参加させていただいて、クオリティの高い、持ち味のある選手たちが多くいるなと感じました。その中で自分の良さをアピールしなければいけないなと思ったのと同時に、彼らとコンビネーションできたらもっともっと楽しいサッカーになるんじゃないかなと思いました。
Q)練習の雰囲気は
前田直輝●
こういう雰囲気で練習してるチームが毎年上位にいるんだなというのが分かる、全員がファイトするすごくいい雰囲気の中で練習ができました。
Q)広島で交流のある選手は
前田直輝●
川辺選手と井上潮音選手です。川辺選手に関してはU-23の日本代表の時に同部屋になったこともあるぐらいに交流がありました。井上選手に関しては本人に聞いてみないと分からないですが、昔僕自身がとがっていたので、怖いイメージを持たれているかもしれないです。笑。
Q)背番号41を選んだ理由
前田直輝●
僕の中で何か特別な番号というわけではないですが、家長昭博選手が。30歳ぐらいで川崎フロンターレに移籍をしてMVPや優勝を経験している。同じ左利きで同じポジションというところで、憧れの意味も込めてこの背番号に決めました。
Q)エディオンピースウイング広島の印象は
前田直輝●
去年の開幕戦で浦和の一員としてこのスタジアムに来ました。雰囲気がすごく、鳥肌が立つような雰囲気を両チームのサポーターが作ってくれていたので、その印象がものすごく強いです。ここのスタジアムでプレーするのがすごく楽しみです。
Q)サポーターからはなんと呼ばれたいか。
前田直輝●
特攻隊長とか、そのくらいギラギラしていきたいなと思ってます。ただ今までニックネームで呼ばれることはあまり多くなかったです。直輝さん、まえちゃんとかそういう感じで呼ばれてましたが、新しいニックネームを作ってほしいなと思います。
Q)意気込みは
前田直輝●
サンフレッチェ広島の今のメンバー、今の監督で本当に優勝を狙えると本気で思っています。だからこそ(移籍の)決断をさせていただきましたし、チームの中心になりたいっていう気持ちも強いです。数字は今ここで何ゴールのアシストっていうのは言いたくないのですが、目標高く、1試合1試合目の前のプレーを全力で戦うことを約束します。

