新加入選手記者会見を行いました!

チーム

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仙田信吾社長 挨拶

「本日はお忙しい中、記者会見場にお集まりいただき、誠にありがとうございます。日頃より、サンフレッチェ広島の報道に対しまして、大変ご理解いただき、感謝申し上げます。
本日は「新加入選手記者会見」となりますが、新たに加入してくれた選手を心から歓迎するとともに、今季、サンフレッチェ広島で戦うという決意をしてくれた選手、全員に感謝しています。

さて、サンフレッチェ広島は、2020シーズンのスローガンを「積攻 MORE AGGRESSIVE」といたしました。城福浩監督が指揮を執って、今年で3シーズン目を迎えます。この間に積み上げてきたものを、より積極的に高めていき、さらに攻撃的なサッカーを目指すという強い思いを、このスローガンに込めました。

そして、今日、ここに登壇している選手たちは、まさにこのスローガンを実現、体現するにあたり、欠かせない戦力だと確信しております。

2020シーズンは、現時点で27選手でのスタートとなっておりますが、このうち育成組織出身の選手は、土肥航大選手、鮎川峻選手を含めて10人となります。さらには、広島出身の増田卓也選手が期限付き移籍から復帰するなど、広島にゆかりのある選手たちが多く顔をそろえました。

キッズからジュニア、ジュニアユース、ユースと広島で育ってきた選手たちが、その頂点に立つトップチームで活躍することは、クラブの理念でもあります。そして、彼らに加えて決意を新たに移籍して来た選手たち、これまでもサンフレッチェ広島のために、戦ってくれた頼もしい選手たちが、互いに切磋琢磨することで、2020シーズンもチームとしてさらに成長し、広島の街をより一層、盛り上げていくことができればと思っております。

今シーズンは、2月16日(日)、JリーグYBCルヴァンカップで公式戦がスタートし、翌週の2月23日(日)には、明治安田生命J1リーグが開幕します。ご存じの通り、サンフレッチェはこのリーグ開幕戦で、ホーム・エディオンスタジアム広島に、鹿島アントラーズを迎え撃つことになりました。

今年のスローガンである「積攻」の通り、よりアグレッシブに積み上げてきたものを進化させ、チーム、フロントスタッフ、パートナー企業の皆さま、広島県民・市民の皆さま、そして報道関係者の皆さまと、サンフレッチェ広島に携わるすべての方々とともに戦いたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました」

足立修強化部長 挨拶

「改めまして、皆さま、あけましておめでとうございます。ここにいる新たなメンバーを加えて、いよいよ2020シーズンが始まります。城福監督の下、3シーズン目を迎える今シーズンは、一昨年の悔しい2位、昨年の優勝争いできなかった悔しさ、1点に泣いたACL、その積み重ねをぶつけて、このメンバーと今までいるメンバー、そして、ここにいらっしゃる皆さんとファン・サポーターの皆さま、県民・市民の皆さまと一丸となって、積攻というスローガンの下、攻守ともに積極的に、一戦必勝で戦います。よろしくお願いいたします」
それでは、新加入選手たちを紹介します。

松本山雅FCから加入した永井選手は、ここ一番という大事な場面での得点感覚が優れた選手です。FW、トップ下、交代カードのジョーカーとして幅広く活躍でき、もちろんエースとしても期待できる選手です。

大宮アルディージャから加入した櫛引選手は、非常に身体能力が高い選手です。私も高校時代から注目していました。現在の3バックはチームとしての強みですが、その中に十分、入ってこれる、そして厚みを持たせ、磨きをかけられることができる選手だと思っています。

水戸ホーリーホックから加入した浅野選手は、皆さんご存知の通り、過去に在籍しておりました浅野選手の弟です。彼の特徴は、兄の拓磨選手に負けず劣らずのスピード、そしてサイドもこなせる器用さです。さらにキックの精度も非常に高く、我々としては前線、そしてサイドでのプレーを期待しています。ぜひ、お兄さん以上に活躍してもらいたいと思います。

ユースから昇格した土肥選手は、技術の高いゲームメーカーで、将来、広島の心臓として活躍してもらいたい選手です。1日でも早くトップチームに絡み、活躍してほしいと思っています。

そして、同じくユースから昇格した鮎川選手は、スピードを武器に仕掛けて、チャンスを作り、ゴールができる選手です。将来、サンフレッチェの切り込み隊長として、期待しています。

皆さま、後押しをよろしくお願いいたします」

永井龍選手 コメント

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永井「松本山雅FCからきました、永井龍です。名門であるサンフレッチェ広島に加入することができ、光栄に思います。ここには、点を取るためにきました。点をたくさん取って、タイトル獲得を目指します」
Q)サンフレッチェに移籍を決めた理由を教えてください。
永井「単純に、すごく憧れていたチームで、オファーをもらったときは率直に、とても光栄だと感じたので、ぜひ加入したいと思いました」

Q)ご自身のプレーのアピールポイントは?
永井「ボールを持っていないときの動き出しだったり、ゴール前で点を取るところは誰にも負けたくありません」

Q)城福監督率いるサンフレッチェのサッカーのイメージは?
永井「サンフレッチェの選手はみんな技術があり、うまいというイメージです。城福監督は熱い方だと思っています」

Q)今年のチームスローガンは「積攻」。どういった貢献をしていきたいと思っていますか。
永井「長年、広島が積み上げてきたものと、城福監督が就任してから2年間で積み上げてきたものを、自分がチームに加わったことでさらに活かし、貢献したいと思います。ゲームでは後ろや中盤の選手がつないできたボールを、最後は自分がゴールできるように頑張りたいです」

Q)ご自身キャリアで初めての広島。街の印象と何か楽しみにしていることがあれば教えてください。
永井「プロになってからここが7チーム目で、いろんなところに行きました。広島は観光地が多く、サッカー以外でも奥さんや子供と一緒に出掛けたいと思います」

Q)サポーターの方に呼ばれたいニックネームと、サポーターの方への挨拶をお願いします。
永井「ニックネームは『リョウ』です。漢字では、永井「龍」と書きますが、「リョウ」と読みますので、『リョウ』と呼んでください。自分はゴールを取ってチームに貢献することしかできないと思っているので、サポーターの皆さんにはたくさんゴールを取るところを見せたいです。タイトルを獲りに来たので、皆さんと一緒になって獲りにいきましょう!」

Q)昨年、広島で最も得点を取ったのは、ワイドの柏選手でした。FWで点を取る選手が急務だと思いますが、広島のサッカーを見て、どういうところを活かせば点を取れると思っているか、イメージを教えてください。
永井「自分が加入すると決まったとき、チームでどれくらい点を取っているかを調べました。そこで柏選手が一番と知って、より一層、FWである自分が点を取らないといけないと感じ、やってやろうと思いました。広島の得点は、サイドからのクロスが多いなという印象です。ゴール前でDFと駆け引きし、引きはがして先に触ったり、サイドからの攻撃で点を取れるんじゃないかとイメージしています」

Q)名古屋時代に櫛引選手と一緒にプレーしていますが、改めて櫛引選手の良さを教えてください。
永井「櫛引選手はフィジカルが強く、足元の技術もしっかりしているので、広島のサッカーにあっていると思います。サッカーだけではなく、性格もいいですし、笑いもたくさんとってくれるはずです。今はまだ控えめですが、これから期待してください」

櫛引一紀選手 コメント

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櫛引「皆さん、こんにちは。大宮アルディージャから加入しました、櫛引一紀です。チームの目標はタイトルを獲ることなので、そこに少しでも貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」
Q)広島に移籍を決めた理由を教えてください。
櫛引「タイトルを獲る力のあるクラブからオファーをもらえたのは、すごくうれしかったです。何年やれるか分からないサッカー人生の中で、タイトルを獲りたいという気持ちが強く、自分の中でも強い覚悟を持って決めました」

Q)自身のプレーの強みは?
櫛引「1対1の部分では、絶対に負けたくないです。そこをJ1の舞台でもしっかりと発揮できるように頑張ります」

Q)サンフレッチェのサッカーのイメージは?
櫛引「守備が堅く、チームが完成されていて、ボールをしっかりとつなげる選手もたくさんいます。見ていて面白いサッカーをしていますし、自分がそれをやると思うと楽しみです」

Q)永井選手とは同じチームでプレーされたこともありますが、移籍するにあたり2人で話したことはありますか。
櫛引「電話をもらったときは、リョウくんが広島に行くことを知らなかったので、とてもびっくりしました。お互い、広島に知り合いがいなかったので、めちゃくちゃ安心しました」

Q)初めての広島になりますが、街の印象や楽しみにしていることは?
櫛引「大宮から広島に来て、ひとりでお好み焼きを食べたので、今度は仲良くなってみんなで行きたいと思います」

Q)呼ばれたいニックネームと、サポーターの方への挨拶をお願いします。
櫛引「チームでも『ビキ』と『クシ』で分かれているので、そこは『クシ』でお願いしたいです。広島にはタイトルを獲る力があると思いますし、獲らないといけないクラブだと思うので、チームとサポーターが一丸となって勝ち取りましょう!よろしくお願いします」

Q)広島はボールポゼッションに取り組んでいますが、後ろからつなぐことを監督も求めています。それについてどう感じていますか。
櫛引「広島はGKからつなぐスタイルで、後ろの3枚もビルドアップを求められていると思います。そこは自分も自信がありますし、いい形で後ろから配給できればチャンスはたくさん増えるはずです。そこは自分だけでなく周りとの関係性もあるので、キャンプから連携を深めていけるように頑張っていきたいです」

Q)名古屋時代に永井選手と一緒にプレーしていますが、改めて永井選手の良さを教えてください。
櫛引「リョウくんは、守備で献身的に前から追ってくれるので、後ろで守備している選手としては助かります。前半の最初だけではなく、後半の最後の最後まで追ってくれるのは良さだと思います。FWとしてはシュートがうまいです。広島もリョウくんが入ったことで得点が増えるのではないかと思います」

Q)広島の3バックはリーグでも屈指だと思いますが、そこに割って入るための自分の武器は?
櫛引「1対1の強さには自信があります。そういったところを出していきたいですし、広島のサッカーをやるためには、ビルドアップの能力が必要です。自分の良さを出して、開幕から試合に出られるようにキャンプからやっていきたいです」

Q)広島でセンターバックとボランチのポジションを与えられたとしたら、どんなイメージでプレーしますか。
櫛引「自分としては、3バックのどこでもできると思っています。右、左、中で役割が変わりますが、右や左であればどんどん前に関わっていくことがすごく大事になると思います。昨年の試合を見ていても、3バックの選手が前に関わること非常に多いので、自分もそれができればと思っています。ボランチのイメージはまったくないです」

浅野雄也選手 コメント

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浅野「皆さん、こんにちは。水戸ホーリーホックから加入しました、浅野雄也です。少しでも早くチームに貢献できるように、頑張りますので、応援をよろしくお願いいたします」
Q)お兄さんがプレーしたサンフレッチェ広島に加わった、今の気持ちを教えてください。浅野「兄がプレーしていたときもそうですが、応援していたチームに加入することができ、本当にうれしく思います」

Q)加入を決めた理由は?
浅野「一番最初にオファーをいただいたということと、兄の存在もあったのかな、と思います」

Q)そのお兄さんから背番号も受け継ぐことになりました。お兄さんから何か言葉をもらいましたか。
浅野「『29番をつけるの?』と言われただけですね。最初、足立強化部長から『29番』と聞いたときは、申し訳ないですが、『最悪や!』と思いました。ただ、よく考えてみると、『29番・浅野』ということは、兄のユニフォームを買っていただいているファン・サポーターの皆さんが、きっと次は自分のサポーターになるんじゃないかと思い、これはおいしい話だなと(笑)。今は29番が大好きです」

Q)ご自身のプレーのアピールポイントは?
浅野「自分はスピードだったり、個人で打開したりと、攻撃的な部分が特徴だと思うので、しっかりとゴールを狙って、どんどんチャンスを作っていきたいと思います」

Q)サンフレッチェのサッカーのイメージは?
浅野「非常に攻守の切り替えが早く、ゴール前ではアグレッシブさが1つの特徴だと思います。今シーズンはそこに自分がどう加わっていけるかを詰めていきたいです」

Q)初のJ1でのプレーとなりますが。
浅野「昨シーズンはJ2でプレーしましたが、やはりJ1とJ2では違う部分があるので、J1の舞台で自分がどこまで通用するのか楽しみです」

Q)呼ばれたいニックネームと、サポーターへのメッセージをお願いします。
浅野「呼ばれ方は、浅野でも雄也でもいいですが、兄はジャガーというカッコいいニックネームをもらっているので、僕も何かほしいなと思っています。自分は攻撃の選手なので、得点にこだわっていきたいです。選手だけでなく、ファンやサポーターの皆さんと一体感を持ってタイトルを獲りたいと思っています。よろしくお願いいたします」

Q)サイドやシャドーとして期待されていると思いますが、どちらの方が力を出せると思っていますか。
浅野「ポジションは、ウィングバックでもシャドーでどちらでもいいです。与えられたポジションでしっかりと結果を出すことが求められると思っています。広島はサイドからの攻撃が1つの特徴なので、しっかりとサイドから崩して得点を狙いつつ、永井選手にアシストできるように頑張ります」

Q)お兄さんは「ジャガー」と呼ばれていますが、もし呼ばれたい動物のイメージや特徴があれば教えてください。
浅野「自分でも、兄の拓磨とはプレーが似ていると思っています。ちょうど今、『ジャガー』が日本にいないので、『ジャガー』を奪おうかなと(笑)。よろしくお願いします」

Q)昨日の練習を見ていて、ボールタッチがお兄さんに似ていると感じました。兄弟のプレースタイルで似ているところと、雄也選手のオリジナルの部分はどんなところですか。
浅野「周りからは走り方が似ていると言われます。自分は兄より細かいタッチとか、細かい場所でのプレーを得意としているので、そこで兄との違いを出せたらと思っています」

土肥航大選手 コメント

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土肥「皆さん、こんにちは。サンフレッチェ広島ユースから昇格した土肥航大です。1日でも早くエディオンスタジアムのピッチに立って、勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」
Q)去年9月にプロ契約していますが、改めてプロのスタートに立った今の気持ちを教えてください。
土肥「サンフレッチェ広島というビッグクラブでプロキャリアをスタートでき、大変うれしく思います」

Q)2019年から今に至るまで、変化はありましたか。
土肥「1年目はケガが多く、苦しい時期が長かったですが、今年は怪我をせず、シーズンを乗り越えたいと思っています。自分の体と向き合ってやっていきたいです」

Q)ご自身のアピールポイントは?
土肥「左足の長短を駆使したスルーパスです。そのスルーパスでファンの方を魅了できるように、頑張りたいと思います」

Q)ユースから鮎川選手と一緒に昇格しましたが、ライバル心はありますか。
土肥「ポジションは違いますが、高校のときから一緒にやっているので、ライバル心は常にあります」

Q)目標とする選手と、プロとして達成したいと思っていることを教えてください。
土肥「左足と言えば、森﨑浩司さんです。浩司さんはスルーパスを出したり、得点に絡むシーンが多かったので、自分も憧れています。真似をして、ビデオでプレーを見て吸収したこともあるので、それを出していきたいです」

Q)森﨑浩司さんから、何か言葉をかけてもらいましたか。
土肥「お互い、左利きということもあって、よく話をします。『サンフレッチェの中で左利きのボランチは少ないから、自分のプレーを出していけ』と言われたので、それは意識しています」

Q)サポーターから呼ばれたいニックネームと、メッセージをお願いします。
土肥「ニックネームは『コウダイ』でお願いします。サポーターと選手が一丸となって、タイトルを獲れるように精一杯頑張りますので、応援をよろしくお願いします」

Q)ユースの1つ上の先輩である松本(大)選手、東選手は1年目から活躍していますが、今年の目標を教えてください。
土肥「一昨年まで、大弥くんや俊希くんと一緒にプレーしていましたが、2人がトップに上がり、レベルの差が少し開いたと思っているので、この1年はまずしっかり追いついて、追い越して、スタメンを奪いたいです」

鮎川峻選手 コメント

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鮎川「皆さん、こんにちは。ユースから昇格しました、鮎川峻です。一昨年と去年、チームは悔しい思いをしていますので、今年こそはタイトルを獲れるように、チームに貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」
Q)プロになった今の気持ちを教えてください。
鮎川「小さい頃からプロサッカー選手になることが夢で、目指すべきところだったので、大変うれしく思います」

Q)昨年の9月にプロ契約しましたが、どんな年でしたか。
鮎川「9月にプロ契約をして、そこからユースとトップを行き来したり、世代別代表に選出してもらったりと、濃い1年になりました」

Q)プレーのアピールポイントは?
鮎川「スピードが武器なので、そのスピードを活かしたドリブル突破だったり、裏に抜ける動きだったりという部分です。チャンスメイクもできると思っているので、たくさんゴールに絡んでいきたいです」

Q)先ほど、土肥選手はライバル心があると話していましたが、お互いについてどんな思いがありますか。
鮎川「ユースのときからポジションは違ってもライバルというか、思うところは少なからずあったので、このトップの舞台でも切磋琢磨してやっていきたいです」

Q)目標としている選手は? プロとしてどんな風に活躍したいですか。
鮎川「佐藤寿人選手を目標にしています。寿人選手のようにたくさん得点を量産できるように頑張ります」

Q)サポーターから呼ばれたいニックネームと、挨拶の言葉をお願いします。
鮎川「名字で呼ばれるのがあまり好きでないので、『シュン』と呼んでもらいたいです。自分はFWというポジションで、点を取ることが求められるので、皆さんにたくさんゴールを見せることができればと思います。応援をよろしくお願いします」

Q)ユースの1つ上の先輩である松本(大)選手、東選手は1年目から活躍していますが、今年の目標を教えてください。
鮎川「昨年は2人ともJリーグでの得点はないと思うので、まず自分がスタメンに定着して、2人より先に得点を取って活躍したいです」

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