2021新加入選手発表記者会見を行いました!

チーム

本日、広島市内で「2021新加入選手発表記者会見」を行いました!

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仙田信吾社長 あいさつ

 本日は大変お忙しい中、サンフレッチェの新しい仲間たちの門出に際して取材にお越しいただき、心より感謝申し上げます。また、広島もコロナが大変な状況になっておりますので、皆さまどうぞ、お気をつけください。今後のキャンプもコロナ対策でいろいろとご不便、不自由をおかけすると思いますが、何卒よろしくお願いします。
 今シーズン、J1は2クラブ増えて20チーム。そのなかから4チームが降格するという大変厳しい戦いになります。なおかつ東京五輪もあり、タイトなスケジュールの中で戦い抜かなければいけませんが、強化部や選手の努力もあって、大変いい陣容で臨むことができます。とにかく何らかのタイトルを目指す心構えでいきますので、どうぞ応援をよろしくお願いします。
 スタジアムでは万全のコロナ対策をとります。2月27日の開幕に向けて、メディアの皆さまと一緒に盛り上げたいと思いますので、ご協力、ご助力のほどお願いいたします。

 ここでメディアの皆さんの取材を通してお伝えしたいことがあります。これまでサンフレッチェは、応援していただく方について「ファン・サポーターの皆さま」という表現をして参りました。これを、今後は「サンフレッチェファミリー」という言葉に統一させていただきます。サンフレッチェと皆さんが一緒になってコロナ禍を乗り越えていきましょう、という強い気持ちと、まさにファミリーになりましょうという想い、そして裾野を広げていきたいという想いもあります。

 これから新加入した選手の紹介もあります。どうぞしっかりと取り上げて支援してやってください。よろしくお願いいたします。

足立強化部長 あいさつ&選手紹介

 皆さま、改めまして、あけましておめでとうございます。本年も我々サンフレッチェ広島は、皆さまとともに前進していきたいと思っていますので、ともに戦っていただけたらと思います。
 先ほど、仙田も申し上げましたが、今シーズンのJ1リーグは20チーム編成となり、4チームが降格と、Jリーグ史上最大の厳しいシーズンになることが予測されます。我々サンフレッチェ広島が、ファミリーとともに全身全霊をかけて戦い抜くにあたって、新たな4名が加入してくれることになりました。彼らとともに今シーズン一歩ずつ成長していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 城福体制4年目となるシーズンは、27名のメンバーでスタートいたします。それでは、新加入選手を紹介いたします。

 川浪選手は、ご覧の通り、体格を生かした経験豊富なGKです。林、増田、大迫のなかに川浪選手が加わって激しいGKの競争を繰り広げてもらい、持ち前の明るさでチームを盛り上げ、全体を押し上げていく存在になってもらえたらと思います。

 今津選手は、大卒3年目ながら、昨シーズンは甲府の中心的な存在でした。対人の強さはJ2屈指のDFです。持ち前の元気印を我々に注入してもらいたいと思っています。DF陣の競争も激しいですが、さらなる強化のピースとして加入してもらいました。昨シーズンも2ゴールを挙げており、攻撃面もストロングポイントです。ぜひ、スタメンを奪取できるよう、ポジション争いをしてもらいたいと思っています。

 藤井選手は、皆さんもご存じだと思います。昨シーズン、特別指定選手で加入し、半分以上の試合を経験してくれました。Jリーグでもスピードはトップクラスです。それを武器に、プロキャリアのスタートとなる今シーズンは、力を思う存分発揮し、エディオンスタジアムを盛り上げてもらいたいと思います。

 また、本日は不在ですが、ジュニオール・サントス選手が加入してくれました。柏レイソル、横浜FMで活躍した選手です。昨シーズンは22試合で13得点を記録しています。今季は破壊力のある攻撃を新たなオプションとし、ピッチの上で躍動してもらいたいと思っています。

 この4名で加入してスタートして参りますので、よろしくお願いいたします。

GK #22 川浪吾郎選手

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 ベガルタ仙台から加入しました、背番号22番、GKの川浪吾郎です。
 サンフレッチェファミリーの一員になれたことを、大変うれしく思います。このチームでタイトルが獲れるよう、僕の全身全霊をかけて、日々謙虚に努力していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
Q)サンフレッチェ広島の印象は?サンフレッチェ広島は守備の堅いチームという印象があります。

Q)ご自身のどんなプレーを見てもらいたいですか?
先ほど、足立さんからも紹介がありましたが、この体格を生かしたキャッチやシュートストップを見てほしいです。

Q)今シーズンの目標は?
去年、僕自身は仙台で出場機会がなかったので、まずはピッチに立つことが目標です。そしてチームの勝利に貢献して、タイトルを獲れるように頑張っていきたいと思います。

Q)サンフレッチェファミリーへのメッセージをお願いします。
タイトルを獲れるように、僕自身も全身全霊をかけて頑張ります。よろしくお願いします。

Q)2016年にエディオンスタジアムのピッチに立ってプレーしていますが、そのときのスタジアムやサポーターの印象は? また背番号22番への想いをお願いします。
広島のサポーターの声援は、(相手として)すごくやりづらいなという印象がありました。
特に背番号にこだわりはありませんが、今年に入って22番は7年目になります。その背番号がちょうど空いていたので、選ばせていただきました。

Q)仙台で引退したいという夢もあったなかで移籍を決断したと聞いていますが、この広島でどんなプロキャリアを築いていきたいですか?
僕はサッカーが好きで、常に挑戦していきたい人間です。広島さんからオファーをいただいたとき、人としてもっと成長し、プレーヤーとしてもさらにうまくなりたいという想いが強かったので、このような決断をさせていただきました。

Q)前所属のチームでどんなことを学んで成長し、広島で活かしていきたいかを教えてください。
仙台では、プレーヤーとして常に結果を求められる立場、年齢でもあったので、同じチームの偉大なGKの方たちのプレーや練習での姿勢を見て、多くのことを学ばせてもらいました。人間としてすごく成長させてもらい、大人の男になれたと思います。サンフレッチェでこのようなチャンスもらうことができたので、僕としても結果で恩返ししたいですし、皆さんと一緒にタイトルを獲って喜びを分かち合いたいです。

DF #33 今津佑太選手

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 ヴァンフォーレ甲府より加入しました、背番号33番、DF、今津佑太です。
 この歴史あるクラブで結果を出せるように頑張ります。よろしくお願いします。
Q)サンフレッチェの印象は?アカデミーも含め、素晴らしい選手を多数、輩出している、歴史あるクラブだと思います。

Q)ご自身のプレーの売りはどんなところですか?
相手のストライカーに仕事をさせないところや、ゴール前で体を張って守るところなど、戦う姿勢を見てもらいたいと思います。

Q)初のJ1でのプレーについて。
J2とは確実に違うところがたくさん出てくると思いますが、自分のよさを出しながらも楽しみつつ成長していけたらと思います。抜け出してくるタイミングやパスの質、クオリティの部分がJ2とは違うところがあると思うので、楽しみながら、そして勉強しながらやっていきたいです。

Q)今シーズンの目標は?
まずはいち早くチームになじむことです。サンフレッチェ広島は素晴らしいDFがたくさんいるので、そういった選手たちとの競争に割って入っていけるように、切磋琢磨して成長していきたいと思います。

Q)サンフレッチェファミリーへメッセージをお願いします。
今年(のJ1)はチーム数も増えて、厳しい戦いになると思いますが、タイトルを獲れるように、自分の持っているものを120%出して頑張っていきたいです。一緒に戦ってください。よろしくお願いします。

Q)背番号33は、塩谷司選手のイメージが強いですが、それを背負うことに対する気持ちは? また、出身地は柏選手の近くだと思います。柏選手についての思いも聞かせてください。
直接の面識はありませんが、塩谷さんという素晴らしい選手がつけた番号を自分もつけることになり、33という背番号に恥じないようなパフォーマンスができたらと思います。

柏選手については、甲府に加入することが決まったときのオフシーズンに、一緒にフットサルをさせてもらったり、(広島への)加入が決まったときには、柏選手から連絡をもらいました。同郷ということもあって、これからもいろいろと教えてもらえたらなと思っています。

Q)故郷を離れて移籍を決断した想いを教えてください。
自分がどこまでできるのか、新しい景色を見てみたいと思っています。去年までJ2でプレーし、広島さんからオファーをもらったときは、迷いなくJ1で挑戦したいと思いました。サンフレッチェでしっかりと結果を残して、新しい景色が見られたらいいなと思います。今はサンフレッチェで活躍することしか考えていません。ここで結果を残したいです。

Q)甲府から広島に移籍して飛躍した選手は多くいますが、それをつなげていきたいという想いはありますか?
偉大な先輩方が甲府からサンフレッチェ広島に移籍して結果を残しているので、僕もしっかりとそこに続いていきたいと思います。

Q)前所属のチームでどんなことを学んで成長し、広島で活かしていきたいかを教えてください。
甲府で1年目は20数試合に出場して、2年目は5試合しか出場できず、3年目でまた試合に出られるようになりました。2年目に腐らず取り組んできたことが、3年目である程度、示せたと思っています。物事を長いスパンで考えて、現状に一喜一憂せず、自分のやるべきことをやることを甲府で学んだので、サンフレッチェでも、なかなか出場機会を得られないかもしれませんが、どんな立ち位置になってもめげずにチャレンジして、腐らずに、最終的にはレギュラーを獲れるように、強い信念をもって頑張っていきたいと思います。

MF #15 藤井智也選手

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 立命館大学から加入しました、背番号15番、藤井智也です。
 この歴史あるサンフレッチェ広島の一員になれたことをうれしく思います。このチームのために、自分のストロングを活かして、勝利に貢献できるように頑張りますので、よろしくお願いします。
Q)改めてサンフレッチェの一員としてプレーすることになった今、どんな気持ちですか?去年は特別指定選手でしたが、チームの皆さんに温かく迎えていただき、プレーしやすい環境を作ってもらってとてもプレーしやすかったです。今年は1人の社会人として、より責任のある行動で、プレーしていかなければいけないと思っています。

Q)昨年プレーした手応えは?
スピードの部分では通用するなと感じることはできましたが、まだまだなところも多く、悩みが多い1年にもなりました。今年はその悩みを晴らして、自分らしいプレーでチームの勝利に貢献できるように頑張ります。

Q)さらにどんなところを伸ばしていきたいですか?
1つ1つのプレーの質を上げていかなければいけないと感じています。

Q)今シーズンの目標を教えてください。
サンフレッチェ広島であれば自分自身がもっと上に行ける、成長できると考えて、このチームを選びました。勝利に貢献することはもちろんですが、去年は出せなかった結果という部分にフォーカスして、1年間戦っていきたいと思います。

Q)サンフレッチェファミリーにメッセージをお願いします。
今年は昨シーズンよりも厳しい1年になると思いますが、自分自身の力を出し切って、チームの勝利に貢献できるように頑張りますので、ぜひ、スタジアムに足を運んで応援していただけるとありがたいです。

Q)15番は大学時代に慣れ親しんだ番号だと思いますが、広島でも森﨑浩司さんや髙萩洋次郎さんもつけています。その番号をつけることに対する重みと、卒論についてもお話をお願いします。
浩司さんがつけていた番号ということですが、昔、僕が小学生の頃、FC岐阜とサンフレッチェ広島の試合でエスコートキッズとして入場させていただいたとき、手をつないだのが浩司選手でした。勝手に縁を感じていますが、同じように道をたどって、自分も活躍していけたらと思っています。

卒論は、民事訴訟を先行していたので、「サッカー連盟の処分に対する不服申し立て制度」について書かせていただきました。サッカー選手は、仕事としての寿命は長くないこともあり、もし問題が起きたときにどのような対処が一番早く問題を解決できるかを検討し、スポーツ仲裁がもっとも優れているという結論になりました。そういった知識が少しでも活かせたらと思っています。

Q)先ほど結果という言葉もありましたが、具体的な数字や、どういったところをブラッシュアップして飛躍につなげたいですか。
昨シーズンは、試合によってできていることと、できていないと感じることがありました。ゴールやアシストという結果がないと、はっきりとした自信につながらず、満足いく形が1つも残せていなかったので、結果が大事だと思っています。大学3回生のとき、関西でアシスト王を獲れたので、まずはアシストの数字を伸ばしていけるように全力で頑張りたいと思います。

Q)実質、2年目に近いですが、改めて気持ちを教えてください。
もちろん去年の経験は活かしていかなければいけません。自信になった部分もありますが、新しい競争の中でスタメンを勝ち取っていこう、という新たな気持ちで広島に入ってくることができました。新鮮な気持ちで頑張っていきます。

Q)前所属のチームでどんなことを学んで成長し、広島で活かしていきたいかを教えてください。
立命館大学は、選手主体のチーム作りをしていて、選手が考えてミーティングをして練習を決めます。そういった部分では、1人の人間として、自分で考えることで成長できました。これからも自分の課題に真摯に向き合って出場機会を勝ち取っていけるように、自分らしく頑張っていきたいと思います。

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FW #37 ジュニオール・サントス選手

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※ジュニオール・サントス選手は、事前に収録したメッセージをお届けしました。
皆さん、こんにちは。ジュニオールサントスです。26歳です。
大きな仕事をやり遂げるために広島に来ました。素晴らしいサッカーをして、自分の名前を広島に残したいと思っています。
Q)移籍が決まったときの思いは?
本当にうれしい気持ちでいっぱいでした。サンフレッチェは素晴らしいサッカーをしているイメージがあり、そのチームで自分がサッカーできることにとても喜びを感じました。

Q)昨年はサンフレッチェを相手にゴールを決めています。チームにどんな印象を持っていますか?
昨年は2試合対戦して、結果は1勝1敗でした。サンフレッチェのブラジル選手は素晴らしい選手がそろっており、日本人もクオリティの高い選手がそろっているなという印象でした。このユニフォームを着て、その選手たちと一緒に戦えることが決まってうれしく思います。

Q)自分の持ち味は何だと思いますか? またそれをどのようにチームで発揮したいと思っていますか?
自分のストロングポイントは、パワーとスピード、1対1の仕掛け。1対1になったときは絶対に前に向かって行くところや、シュートのクオリティだと思っています。その自分のストロングポイントをチームに落とし込み、何が求められているのかをしっかりと理解して、自分の良さを出していきたいです。素晴らしいシーズンにしていくために、自分が持てる力を余すことなく発揮し、個人としてもグループとしても、上の方へ、今まで皆さん見たことないところに行きたいと思っています。

Q)個人的な目標は?
今シーズンから加入したばかりなので、具体的な数字を挙げるのは難しいです。まずはチームに慣れること。素晴らしい選手たち、クオリティの高い選手たちとのポジション争いがあります。まずはしっかりとポジションを確保することが第一目標であり、それがしっかりとできたうえで数字を設定しなければいけません。多くのゴールやアシストを決めることでチームの力になれると思うので、まずはしっかりと自分のポジションを奪い取ってチームに貢献したいと思います。

Q)どのような名前で呼ばれたいですか?
今まで一緒にやってきた多くの選手やサポーターの皆さんは、サントスと呼ぶ人が多いです。もちろんサントスでもいいですし、ジュニオール・サントスと呼んでいただいてもかまいません。どんな呼び方でも、呼んででもらえるとうれしいです。多くの方の期待を感じていますので、それにしっかりと応えられるように、ピッチで自分のプレーを見せ、みんなで一緒に多くのことを勝ち取りたいと思っています。

Q)好きな食べ物を教えてください。
ご飯のうえに牛肉が乗っている食べ物が好きです。名前が出てこないですね。え~っと…牛丼ですね(笑)。

Q)好きな言葉はありますか?
クリスチャンで神を信じていることにもつながっているのですが、聖書のなかの言葉で、「人生はいいことだけでなく悪いことも降りかかってくる。何回も悪いことが降りかかってくるけれど、必ず神様のご加護がある」という言葉があります。絶対にあきらめない心を持つことを、とても大事にしています。

Q)意識している選手、目標にしている選手は?
目標とかライバルというわけではありませんが、自分に影響を与えている選手は2人います。1人はクリスティアーノ・ロナウド選手です。彼の場合は、ピッチ外でも努力惜しまないでいるからこそ、あのようなプレーができるのだろうと思っています。そういった部分は、自分にも影響を与えています。そしてもう1人はネイマール選手です。ネイマール選手はどちらかというとピッチ内です。芸術的なプレーの連続でみんなを楽しませ、誰もが予想しないプレーで、驚きを与えてくれます。彼ら2人から影響を受けています。

Q)サンフレッチェファミリーにメッセージをお願いします。
広島に加入できたことをうれしく思います。サンフレッチェのユニフォームを着られることを本当に誇りに感じています。今年1年、ポジティブなエネルギーを、たくさんのファミリーの方に届けられるようなプレーをしたいです。自分を広島に連れてくることに尽力してくださったすべての皆さま、サンフレッチェの関係者の方や、これから知り合う方にも感謝しています。そういった方々に恩返しできるように、真摯に練習に取り組んで、結果を残したいと思います。自分1人ではなしえないので、皆さんの力を借りて素晴らしい1年にしていきたいです。

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