2020明治安田生命J1リーグ 第7節

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試合開始日時
2020年11月11日(水)  19:03キックオフ 
試合会場
エディオンスタジアム広島
天気・気温
晴、無風 、気温10.3℃ 、湿度73.0%
入場者数
2,508人
芝状況
全面良芝
主審
今村義朗
副審
越智新次 、 大塚晴弘
第4の審判
角田裕之
18

サンフレッチェ広島

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2-0

1前半0
1後半0
13

名古屋グランパス

ゲームレポート

:16レアンドロ ペレイラ
:79森島 司
得点
11 シュート 3
6 GK 9
3 CK 8
14 直接FK 9
0 間接FK 4
0 オフサイド 4
0 PK 0
監督
城福 浩 マッシモ フィッカデンティ
スターティングメンバー
GK 1 林 卓人
GK 1 ランゲラック 累積イエローカード
DF 2 野上 結貴 累積イエローカード
DF 26 成瀬 竣平 累積イエローカード
DF 23 荒木 隼人 累積イエローカード
DF 4 中谷 進之介 累積イエローカード
DF 19 佐々木 翔 累積イエローカード
DF 3 丸山 祐市 累積イエローカード
MF 25 茶島 雄介
DF 23 吉田 豊 累積イエローカード
MF 8 川辺 駿 累積イエローカード
MF 16 マテウス 累積イエローカード
MF 6 青山 敏弘 累積イエローカード
MF 15 稲垣 祥 累積イエローカード
MF 24 東 俊希
MF 2 米本 拓司 累積イエローカード
MF 29 浅野 雄也
MF 27 相馬 勇紀 累積イエローカード
MF 10 森島 司 累積イエローカード
FW 11 阿部 浩之 累積イエローカード
FW 39 レアンドロ ペレイラ
FW 44 金崎 夢生 累積イエローカード
控え
GK 38 大迫 敬介
GK 21 武田 洋平
DF 3 井林 章
DF 6 宮原 和也
MF 26 土肥 航大 累積イエローカード
DF 13 藤井 陽也
MF 18 柏 好文 累積イエローカード
DF 34 オ ジェソク 累積イエローカード
MF 14 エゼキエウ
MF 8 ジョアン シミッチ 累積イエローカード
FW 20 永井 龍 累積イエローカード
MF 24 石田 凌太郎
FW 9 ドウグラス ヴィエイラ 累積イエローカード
FW 25 前田 直輝
交代
74 浅野 雄也 → ドウグラス ヴィエイラ
48 金崎 夢生 → 石田 凌太郎
74 茶島 雄介 → 柏 好文
69 成瀬 竣平 → オ ジェソク
84 東 俊希 → 井林 章
69 相馬 勇紀 → 前田 直輝
84 レアンドロ ペレイラ → 永井 龍
82 米本 拓司 → ジョアン シミッチ
87 青山 敏弘 → エゼキエウ
82 吉田 豊 → 宮原 和也
警告
40 青山 敏弘 イエローカード
57 中谷 進之介 イエローカード
退場

試合の見どころ

 広島の反発力が問われるゲームだ。1-1のドローに終わった前節・浦和戦では、開始早々の3分に一瞬の隙を突かれて先制点を許すと、そこからは追いかける展開に終始。同じような展開で0-1で敗れたアウェイの前回対戦とは違い、今回は何とか後半に追い付くことができたとはいえ、「本当に最悪の入りだった。あのような試合運びをすれば勝点3を取るのが簡単ではないのは、分かっていたはず」(城福浩監督)。浦和相手に2度も自分たちで難しい展開にしてしまったことを強く反省する結果となった。今節は前節の課題を修正して臨む一戦。特に先制点を与えてしまえば浦和以上に堅い守備網を構築する名古屋相手とあっては、試合の入りはより集中が必要となる。
 手強さで言えば、浦和以上のチームだろう。現在、リーグで3位につける名古屋の最大の特長は“堅守速攻”だ。指揮を執るマッシモ・フィッカデンティ監督は守備文化が強いイタリア出身。かつて率いたFC東京と鳥栖と同じように昨季途中に就任した名古屋でも堅い守備組織を植え付けることに成功している。「名古屋は守備がソリッド。中盤でのハンティングからのカウンターはJ屈指」(城福監督)。昨季まで広島に所属していた稲垣祥と米本拓司のダブルボランチはJでもトップクラスのハンティング能力を誇り、その後ろに構える丸山祐市と中谷進之介のCBも強さと速さを備え持つ。彼らを中心としたJ随一の堅い守備で相手を封じ、攻撃では金崎夢生の1トップを起点にマテウス&前田直輝のスピードを生かした強烈なカウンターを仕掛けてくる。「先に得点を取られるとカウンターに徹する状況になってしまう。2試合ともそういう展開にしたくない」と城福監督も話すなど、まさに前節の反省を生かさなければならない一戦となる。
 勝負のポイントは、やはり堅守攻略だ。もちろん、相手のカウンターは注意するが、「警戒し過ぎて自分たちのサッカーをやらないかと言ったらそうではない」(城福監督)。対策はあくまで相手の良さを出させないため。その上でこれまで積み上げてきたアグレッシブで流動的なコンビネーションサッカーで名古屋守備陣をこじ開け、勝点3を奪うことがサンフレッチェの最大の目的となる。「あの強固な守備を打ち破れる試合をしたい」と語る指揮官の下、3試合ぶりの勝利をホームで奪いに行く。

城福浩監督 試合前日コメント

名古屋のストロングはハッキリしている。コンパクトな全体の守備と前線がハードワークしてスイッチになるための中盤のハンティング能力が非常に高い。そこからのスピーディーなカウンターと質の高さは強く意識するが、それを警戒し過ぎて自分たちのサッカーをやらないかと言ったらそうではない。自分たちはしっかりと裏に抜けることと相手を広げること、中間ポジションでボールを動かすことはメリハリをつけてやりたい。
(昨季まで所属していた稲垣祥について)稲垣、米本(拓司)は日本でも屈指のハンティング能力があるボランチだと思う。そこを最大限生かそうとしているマッシモ・フィッカデンティ監督のやりたいサッカーを具現化できる選手。彼らの良さをふんだんに出させてしまえば、やはり苦しくなる。ただ、競り合いや彼らの寄せの速さ、力強さは警戒しても減るものではない。もしボールを奪われたとしても、その後に前線の4枚に良い形でボールを入れさせないことが大事になる。逆に言えば、彼らがボールに食い付いてくると思うので、そこを良いサポートで剥がせればチャンスになる。
(堅い名古屋守備陣をどう崩していくか?)やはり我々らしく相手を広げないといけない。そうでないと、4バックとボランチのコンパクトさを際立たせてしまう。68mの幅をしっかりと生かす中で中央を使う。あるいは中央を使って相手を中へ寄せといて外を使う。そこをバランス良くやれればビッグチャンスにつながると思っている。

試合前情報

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本日のスターティングイレブンです! 東俊希選手がスタメン復帰。レアンドロ・ペレイラ選手は、ホームで現在、3試合連続得点中と絶好調です。今日もエースの得点に期待大です!!

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選手がウォーミングアップに向けてピッチに登場する直前、名古屋の稲垣祥選手と遭遇。互いの健闘を誓いあいました!

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本日のロッカールームです。昨年まで一緒にボランチでコンビを組んでいた青山敏弘選手と名古屋の稲垣祥選手との対峙は見どころの1つ。今日は川辺駿選手とのコンビで、試合を制します!

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本日はホーム・名古屋グランパス戦! 相手は堅い守備力を誇る強豪です。今日も難しい戦いが予想されますが、チーム全員の力を合わせて勝利を目指しますので、熱い後押しをよろしくお願いします!

城福浩監督 ハーフタイムコメント

・良い守備ができている。後半も声をかけながら守ること。
・ゴール前では状況に応じてシュートかパスを選択していこう。
・後半も続けるぞ!

GAME REPORT

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 紫軍団のプランが見事に的中したゲームとなった。
 序盤から広島のアグレッシブな守備がハマった。名古屋にボールを持たれる展開が開始から続く中、サンフレッチェはレアンドロ・ペレイラ、浅野雄也、森島司の1トップ2シャドーが相手の最終ラインへプレスを発動。名古屋のビルドアップを効果的に封じて攻撃力をそぎ落とすと、広島はショートカウンターからチャンスを伺う。すると、「我々のイメージどおりの守備ができた」と城福浩監督が胸を張ったショートカウンターが炸裂したのは16分だった。相手GKのキックを中央で狙っていた川辺駿が高い位置で奪うと、そのボールを受けたレアンドロがペナルティーエリアの外から強烈な右足シュートを突き刺して先制。リーグで2番目に少ない失点数を誇る堅守・名古屋から早々にリードを奪うことに成功した。
 先に1点を取ってしまえば、試合はもう広島のものだった。その後も前線からのプレスで名古屋の自由を奪うと、ショートカウンターを中心に攻撃を繰り出していく。27分には右サイド・茶島雄介のクロスから東俊希がエリア内で決定機を迎えた他、31分、32分と茶島、浅野がシュートを放つなど良いリズムで前半を終えた。
 後半もメリハリのある統一された守備が効果的だった。広島は前線からプレスをかける時と自陣へ引いてブロックを敷く時の守りを使い分けながら名古屋に対応。同点に追い付くために攻撃へのパワーを強めてきた相手にチャンスを作らせることなくゲームを進め、機を見てカウンターを仕掛けていく。途中からは互いに選手交代を使いながらゲームを動かそうとする中で1-0の時間が続いたが、この拮抗した展開を崩したのは広島だった。79分、相手ゴール前でFKを獲得すると、これを森島が華麗に決めて追加点。「練習していた形」と自信を持っていた背番号10の7試合ぶりのゴールで試合をほぼ決定付けた。
 その後も相手に決定機を与えずに試合を締めたサンフレッチェが2-0で勝利。前節は試合の入りの悪さからドローに終わる課題を見せたが、「流れの中で相手にチャンスを作らせることがほとんどなく、集中した守備をしてくれた。これは本当に評価したい」と指揮官も納得の勝点3となった。


城福浩監督 試合後コメント

ここ最近は内容に比例した勝点を積み上げられていなかった。勝点3を取るべき試合を何試合か失っているという意味では、選手も悔しい思いをしていたし、特に前節の試合の入りは強く反省しないといけない状況だった。今日のゲームは本当に良い入りをしたし、ほとんど相手に隙を見せずに得点を重ねていくことができた。流れの中で相手にチャンスを作らせることがほとんどなく、集中した守備をしてくれた。これは本当に評価したい。良い守備から良い攻撃を繰り出せていた。今シーズンは残り7試合だが、ファン・サポーターとこういう試合をして一緒に喜び合いたい。
(理想的な先制点だったのでは?)自分たちが前からプレッシャーをかけるところとしっかりとカギをかけるメリハリはずっと意識していた。他にもいくつかあったと思うが、(先制点は)うまくボールを奪えた。おそらくレアンドロはシュートだけでなくパスの選択肢もあったと思う。奪った後のショートカウンターの湧き出るところも含めて、我々のイメージどおりの守備ができたと思う。他に良かったのは、ああいうプレッシャーを剥がされた時でも、みんながしっかりと戻り切って、流れの中でチャンスを作らせなかった。そういう守備を90分できたのが大事だし、我々の自信になった。
(レアンドロ・ペレイラの出来について)もちろん我々はやりたいサッカーが攻守において強くある。もう一つは個を生かすのは強く意識してチームを作り上げてきている。彼の足りないところ、もっと成長してほしいところはあるが、彼のストロングをどう生かすかはずっと葛藤している。彼にチャンスがめぐってくるのは、チームとして個人の良さを意識しながら、あるいはサイドで崩すところも意識しながら、彼が得点を取れる場所にいるのは、チームとしてやってきたこと。取るべきタイミングで取ってくれたのは非常に頼もしい。
(前節の試合の入りの悪さをどう修正したのか?)前節だけでなく失点は関わる選手がいる。そこを個人の問題にせず、チームとして例えばコンパクトにする努力をしたのか。縦にも横にもそういうポジションを早めに意識したのか。あるいは3m上げて、2m下がるなど、見ている人からしたら目にうつってこないような努力をしたのか。我々がよく言う「靴一足分寄せる努力」をしたのか。そういう全体のところをあの(浦和戦の)悔しさの中で再認識した。特別新しいことをやったというよりも我々がやろうとしていることを最高の集中で試合に入って90分やり続ける。これに尽きる。選手は相当悔しい思いをしたし、試合の入りから終了のホイッスルまで本当によくやり続けてくれた。