サポーターズ・カンファレンス議事録

試合運営などについて(運営部長 灘井康夫)

 2021シーズン、サンフレッチェ広島「ファミリー」の皆さまには、新型コロナウィルス影響下にも関わらず、エディオンスタジアム広島へ足をお運びいただき、さらには試合以外の場面でも多大なご支援・激励等を賜りましたこと、改めて心より感謝申し上げます。
 新型コロナウィルス感染防止の中での開催となったことで、ご来場・ご観戦の際には大変ご負担・ご不便をおかけすることになりました。
 そのようななかでもシーズンを無事に終了できたことは、皆さまのご理解ならびにご協力のお陰でございます。
 さて、2022シーズン、引き続き感染拡大防止に取り組んでいく必要があるといえます。引き続き皆さまには、ご理解ならびにご協力をお願いすることになります。
 ご観戦に際しましては、まだまだ感染対策が必要な状況であり、引き続き、感染症対策へのご協力をよろしくお願いいたします。

◆体調不良の場合など、無理なご来場はお控えください。

  • 陽性診断などで医療機関等から行動制限を受けている場合(診断前でも、検査で陽性判定を受けている場合)
  • 体調が良くない場合(例:37.5℃以上の発熱、咳、喉の痛み、だるさ、味覚嗅覚の異常などの症状がある場合)
    ※37.5℃未満でも症状がある場合や平熱よりも高いことが明らかな場合にはご入場いただけません。
  • 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
  • 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航があるとして、公的機関より行動制限の要請を受けている場合

◆ご来場の際には必ずマスクを正しく着用してください。

  • 不織布製などウイルスの捕集効果の高いもので、顔によくフィットするものを推奨します。
  • 飲食されるときや熱中症対策などでマスクを外す場合には、他のお客様との十分な距離(できるだけ2m/最低1m)の確保、咳エチケット等に十分ご配慮ください。

◆こまめな手洗い、手指消毒をお願いいたします。

  • ご入場の際に、手指のアルコール消毒を実施させていただきます。
  • 場内コンコースにも手指用アルコール消毒液を設置いたしますので、ご利用ください。

◆社会的距離(できるだけ2m/最低1m)にご留意ください。

  • 握手やハイタッチなど、他の方との身体接触は避けてください。

◆ご自身の座席から移動することは禁止とさせていただきます。

  • 試合前後のイベントやラウンド等を含め、スタンド前方へ移動して観覧することは禁止です。

◆声を出しての応援・指笛は禁止とさせていただきます。

  • マスクを着用してしても、飛沫による感染リスクにご留意ください。

 2022シーズンにあたり、『Jリーグ新型コロナウィルス感染症対策ガイドライン』が一部、改定されております。
 ガイドラインの一部改訂により、観戦・応援ルールを一部変更してホームゲームを開催いたします。

2022シーズン観戦ルール概要

収容人員 最大100%
  • ※広島県下への「蔓延防止等重点措置」期間が延長となっております。
    「蔓延防止等重点措置」期間中は『入場者数上限=20,000人』となります。
配 席 通常配席(前後左右を空けない)
ビジター席 原則として設置あり
検温・手指消毒 引き続き、スタジアム入場時に検温・消毒を実施させていただきます。
マスクの着用 引き続き、ご来場に際してはマスク着用が必須となります。
(飲食時や熱中症対策などでマスクを外す場合は十分な距離を保つこと)
座席の移動 × 座席の移動は禁止です。
(試合後を前列に移動して選手に声をかける行為も禁止です。)
応援幕の掲出 ○ 継続 スタジアム内の掲出可能箇所への設置が可能
手拍子・拍手の応援 ○ 継続 応援ハリセン等自席で叩ける鳴り物の使用が可能
タオルマフラーの応援 ○ 掲げる・振る・回す応援(周りへのご配慮をお願いいたします)
旗・ゲートフラッグの使用 ○ 1,015mm×1,575mmまでの大きさ
(他のお客様への接触や視界を妨げないよう、周りへの配慮をお願いいたします)
サポーターゾーン席で許容されること(ビジターゾーン席も同ルール適用) ○ 自席で立って応援すること
○ 太鼓の使用
○ 1,015㎜×1,575㎜を超える大きさの旗類の使用
○ 座席最前列でのみ、大旗の使用が可能
(大旗の定義:上記サイズ以上で旗棒が金属など柔軟性のない素材製のもの)
声を出しての応援 × 応援を先導する行為を含め禁止です
指笛を鳴らす ×
メガホンの使用 × トラメガを含むは、持ち込みもできません
ハイタッチ・肩組み等 × 人と接触する応援は禁止です
アルコール販売(ノンアルコール含む) × 広島県の集中対策にともない、販売・提供・持ち込みも禁止です。

今後も観戦ルールなどが変更となる可能性がございますが、その際には都度、オフィシャルサイトなどでお知らせいたします。

皆さまよりいただいたご質問等へのご回答

 たくさんのご意見やご質問をいただき誠にありがとうございました。
 いただきましたものに対しまして、同傾向のご意見ならびにご質問等につきまして、まとめてお答えをさせていただいております。
 ご理解をいただきますようお願いいたします。

試合運営関係について(運営部長:灘井康夫)

いつになったら平常時の応援・感染スタイルに戻るのでしょうか。声出し応援について積極的に実証実験をしていくべきだと思います。

Jリーグのガイドラインや広島県・広島市・スタジアムの観戦環境などを踏まえた各所との調整のもと、2022シーズンより、スタジアムの観戦ルールに一部変更がございます。

  • サポーターゾーン席では、自席で立って応援をすることや大旗を使用しての応援が許容されることになります。
  • 声を出しての応援、選手にとりましても、大きな力となるものではありますが、現状はまだまだ厳しい状況と言わざるをえません。詳しくは、サンフレッチェ広島オフィシャルホームページ内下記URLより、ご確認ください。
    https://www.sanfrecce.co.jp/news/other/6916

試合会場での選手バス待ち、どのような状況でしょうか。

太鼓の使用などの一部制限が続くものはございますが、2022シーズンより再開をさせていただくことになります。スタジアム入りのチーム・選手に勇気を与えていただける大切な場面でもあると思っております。ただ、まだ感染防止にも引き続き取り組んでいく必要がある時期でもあります。声を出す行為など、まだ我慢が必要なものもございますが、必ずマスクを着用いただくことはもちろんのこと、お客様同士の距離の確保や周りの方への配慮など、心がけてご参加ください。

JリーグとWEリーグの試合日程や時間が被らないように試合日程を調整できませんか。

非常に申し訳ない状況であると思っております。クラブも双方の試合スケジュールが被ることには配慮することを前提としておりますが、試合日程は各リーグ、対戦相手、双方チームのスタジアム確保状況、或いはテレビ中継など、様々な要素のなかでそれぞれが決まって行くものとなります。引き続き最大限の配慮を念頭に調整をして参りたいと思います。

サポーターズカンファレンス中止に至った判断、過剰な予防意識ではないでしょうか。

昨年に続き、このような形となりましたことは、クラブにとりましても非常に残念に思っております。限られた参加者ではありますが、直接の意見交換ができる機会であり、クラブにとりましても有意義な機会と思っております。しかしながら、感染につながらないことは、同様に大切なことであると思っております。ご理解をいただきたく、引き続きよろしくお願いいたします。

マラソンゲート付近には会場準備の用具が置かれ丸見えの状況で、改善する必要があると感じています。また、そのマラソンゲート部分、ビジター側は応援幕を掲出できる状況があるものの、ホーム側には用具があるために満足に応援幕を掲出することができません。ホームスタジアムとしてどのように考えておられるのでしょうか。

ご意見をいただき誠にありがとうございます。 スタジアムの状況を少しでも改善できるように取り組んで参ります。
応援幕の件につきまして、まず前提となる双方マラソンゲートの状況を少しお話しさせていただきます。コロナ以前と現在、特に審判・両チーム選手等への感染防止対策を目的として、諸室の配置やスタジアム室内の導線を変更し、試合運営を行っており、これにより以前の配置バランスを維持できないことに加えて、各マラソンゲートは緊急車両導線の役割も持っており、現状のホーム側マラソンゲート付近の状態に至っております。ご意見をいただきましたようにサンフレッチェ広島のホームスタジアムであること、応援幕を掲出いただくにあたり、満足な状態がご提供できていなことも認識いたしております。まずは、お客様を迎えるあたり少しでも整然とした状況を作るべく、改善に取り組みたいと思っております。しかしながら、コロナ禍の試合対応や緊急時対応も欠くことができないものであり、ご理解をいただきたくお願い申し上げます。

コロナも新しい状況になって来ましたが、男女共に練習見学の再開をぜひ、お願いしたいと思います。

いつもご声援をいただき、誠にありがとうございます。選手・チームにとりましても、ご見学をいただけることは大いな励みとなり、力をいただくことができます。見学していただける環境を整えることができましたら、ぜひ再開させたいと思っております。

商品・グッズ関連について(商品企画販売部長:山路瞬)

コロナ禍において、声を出しての応援ができないなか、許可される行為にフラッグを掲げる行為があると思います。(振る行為は禁止されているのは知っております)他チームを見るとエンブレムのフラッグを掲げている方が多く見受けられますが、サンフレッチェにおいて現状のロゴタイプのフラッグを掲げておられる方を見た記憶がございません。掲揚フラッグ、Lフラッグにロゴタイプを使用している何か特別な理由があれば、ご回答いただきたいです。

貴重なご意見ありがとうございます。エンブレムのフラッグ開発を検討いたします。ただし、フラッグを振る行為が緩和され、今後の観戦スタイルを見定めたうえでとなりますことをご了承ください。

グッズについて、普段使いできるような商品が増えればいいかなと思っています。既存の商品も見直すべきではないでしょうか。卓上カレンダーもスケジュールを書き込めるスペースを充実するような工夫がほしいです。

貴重なご意見ありがとうございます。今後の商品開発の参考にさせていただきます。

塩谷選手の復帰記念ユニフォームの『サイン入れとメッセージカード』のサービスは選手と触れ合う機会が全くない情勢のなか、大変よい企画でした。ユニフォーム先行予約購入者にはサイン入れサービスがあるとうれしいです。

このたびは復帰記念ユニフォームをご購入いただきありがとうございます。今後もご満足いただける企画ができるように努力して参ります。

マルチスクリーン対応や、各種アパレル等への拡張等を見据え、各チームでロゴやブランドデザインのリブランディングが進んでいますが、サンフレッチェの現在のロゴなどは歴史あるものではありますが、昨今の情勢を踏まえると、現状のトレンドに沿っているとは思えず、また、直近はサンフレッチェにおける「紫」とはという議論が新ユニフォームにあたって話題になったことがあります。これらのロゴ等のリブランディングについて検討状況等あれば教えてください。

ご意見ありがとうございます。現状はリブランディングの検討はいたしておりませんが、今後の参考とさせていただきます。

ホームタウン関連(地域社会連携部長:白惣雅和)

先日「創立30周年記念ロゴ」「創立30周年コンセプト」の発表がありました。広島市・安芸高田市のみならず「広島県全域を笑顔にする」というクラブの考えが表れており非常に好感が持てます。そこでお伺いしたいのは昨年のサポカンで発表があった「広島県内23市町応援大使」の件のその後はどうなり、30周年に向けてどう展開していくのかをお聞かせ願いたいです。

「広島県内23市町応援大使」という形式にこだわらず、各市町を支援していく形での展開を考えています。30周年企画のリリースをしばしお待ちください。なお、ホームタウンの拡大ができるかどうかにかかわらず、30周年企画をきっかけとして、それぞれの地域との連携を考えてまいりたいと思います。

来年度からクラブが吉田サッカー公園の指定管理者になる場合、ぜひとも人工芝の張り替えをお願いします。耐用年数超えて数年前よりユース選手の腰の怪我等が増えているのを見ます。クラブも予算は厳しいと思いますので施設改修用途の寄付もしくはクラウドファンディングを呼び掛ければ共感をしてくれる方は多いと思ってます。育成クラブを旗印にするなら、選手の将来のためにも練習がより良い環境でできる検討をお願いいたします。

安芸高田市には張替の必要性を理解いただいており、これから具体的な協議を進めることとしています。 クラウドファンディングのご提案ありがとうございます。検討してまいりたいと思います。ご意見を参考にさせていただきます。

2011年度から開始された近隣のJクラブによる地域の観光や物産をアピールするイベント、PRIDE OF 中四国へサンフレッチェ広島が参加しない理由をお聞かせ願いたく質問させていただきます。これから数年後においても新スタジアムの稼働開始となった時にJ1クラブのみならず、隣県の来場者も取り込んでいく形となるでしょうが(中四国におけるサッカー専用スタジアムは鳥取県の2箇所のみ)、この新スタジアムの定期イベントのひとつとしても申し分ないと思われますが、いかがお考えでしょうか。ご意見の返答をお聞かせください。

プライドオブ中四国が発足した際に、同一カテゴリーのクラブチームがなく相互関係において参入することが難しい状況でありました。行政の協力も不可欠な事業のため、今後については、ご意見を参考にさせていただきます。

 2022シーズンも、引き続き皆さまのご理解ならびにご協力をお願い申し上げます。
 サンフレッチェ広島一同、エディオンスタジアム広島にて、皆さまのご来場を心よりお待ちいたしております。