2020明治安田生命J1リーグ 第21節

試合開始日時
2020年10月10日(土)  14:03キックオフ 
試合会場
IAIスタジアム日本平
天気・気温
雨、中風 、気温18.7℃ 、湿度86.0%
入場者数
3,024人
芝状況
全面良芝
主審
中村太
副審
大塚晴弘 、 森川浩次
第4の審判
村井良輔
11

清水エスパルス

Away

2-3

0前半1
2後半2
18

サンフレッチェ広島

ゲームレポート

:49ジュニオール ドゥトラ
:86後藤 優介
得点 :13森島 司
:51レアンドロ ペレイラ
:75川辺 駿
11 シュート 7
6 GK 9
10 CK 4
5 直接FK 11
2 間接FK 1
2 オフサイド 1
0 PK 0
監督
ピーター クラモフスキー 城福 浩
スターティングメンバー
GK 1 西部 洋平
GK 1 林 卓人
DF 5 ヴァウド 累積イエローカード
DF 2 野上 結貴 累積イエローカード
DF 7 六平 光成
DF 23 荒木 隼人 累積イエローカード
DF 22 ヘナト アウグスト 累積イエローカード
DF 19 佐々木 翔 累積イエローカード
MF 18 エウシーニョ 累積イエローカード
MF 25 茶島 雄介
MF 37 鈴木 唯人 累積イエローカード
MF 8 川辺 駿 累積イエローカード
MF 28 西村 恭史
MF 30 柴崎 晃誠
MF 17 河井 陽介 累積イエローカード
MF 24 東 俊希
MF 16 西澤 健太
MF 26 土肥 航大 累積イエローカード
FW 11 ジュニオール ドゥトラ 累積イエローカード
MF 10 森島 司 累積イエローカード
FW 10 カルリーニョス ジュニオ 累積イエローカード
FW 20 永井 龍 累積イエローカード
控え
GK 39 大久保 択生
GK 38 大迫 敬介
DF 21 奥井 諒 累積イエローカード
DF 3 井林 章
MF 13 宮本 航汰
MF 6 青山 敏弘
MF 40 成岡 輝瑠
MF 18 柏 好文 累積イエローカード
FW 14 後藤 優介
MF 29 浅野 雄也
FW 30 金子 翔太
FW 39 レアンドロ ペレイラ 累積イエローカード
FW 33 川本 梨誉
FW 9 ドウグラス ヴィエイラ 累積イエローカード
交代
46 エウシーニョ → 奥井 諒
28 永井 龍 → ドウグラス ヴィエイラ
60 河井 陽介 → 後藤 優介
46 ドウグラス ヴィエイラ → レアンドロ ペレイラ
83 西村 恭史 → 成岡 輝瑠
52 柴崎 晃誠 → 浅野 雄也
90+4 西澤 健太 → 金子 翔太
52 茶島 雄介 → 柏 好文
63 土肥 航大 → 青山 敏弘
警告
12 カルリーニョス ジュニオ イエローカード
45+2 ジュニオール ドゥトラ イエローカード
退場

試合の見どころ

 勢いを加速させたい一戦だ。ホームで戦った前節・鳥栖戦は、好調の相手にまったく隙を与えず3-0の快勝。1トップに入った永井龍を起点とした全体が連動したハイプレスが効果的に機能して鳥栖のビルドアップを封じ、ボールを奪えば今季の新たな武器であるショートカウンターを発動させて得点を重ねた。今季はなかなか大型連勝がないが、最近では「負けることもあったが、前からどうスイッチを入れていくか明確になって戦えていた」と城福浩監督。2-0で勝利した前々節・大分戦も今回の鳥栖戦と同じようなアグレッシブなゲームであり、1-2で敗れた前々節・G大阪戦も序盤の入りは良く、失点場面以外は相手を圧倒するなど内容は悪くなかった。前線から強度の高い守備で主導権を奪いに行くスタイルが明確になってきた現在、この戦いを続けて上位を猛追したいところだ。
 2連勝を目指す今節も広島の組織力が重要となる。前回対戦で4-1の完勝を収めた今節の相手である清水は、今季なかなか結果が得られず、ここまで3勝3分15敗の17位と大苦戦中。9月中旬に7連敗を止めたものの、現在は3連敗と再び下降気味にある。ただし、今季から就任したピーター・クラモフスキー監督の下、攻撃スタイルを貫き続けているとあって、やはりアタッカー陣にタレントは揃っている。高いテクニックで攻撃にアクセントを加えるカルリーニョス・ジュニオや188cmの大柄な体を生かした馬力のある突破を図るジュニオール・ドゥトラ、推進力のあるドリブルが武器の右サイドアタッカー・エウシーニョなど、攻撃力満点のブラジル人トリオは健在。そこに後藤優介や西澤健太といった能力の高い日本人が絡んでくる。今季は結果が出ていないとはいえ、攻撃力のある彼らが果敢に攻めてくれば脅威なのは変わりなく、広島としても当然ながら注意が必要だ。
 そんなサンフレッチェの勝利のカギはやはり“継続”だ。「(鳥栖戦の)前半の戦いをアベレージに、後半は微調整しながら、エネルギーを再点火して戦いたい」(城福監督)。清水は後方からパスをつないでビルドアップしてくるが、鳥栖戦同様、前半からハイパワーを出して攻守で主導権を奪ってゲームを進め、後半は5人の交代枠も活用しながらギアをさらに上げていくこと。もちろん、すべてうまくいくほど甘くはないが、全員がエネルギッシュに動くベースを持ちながら清水撃破を狙いたいところだ。

城福浩監督 試合前日コメント

(明日は台風の影響がありそうだが?)暴風雨の中で戦うイメージしかない。天気予報で見ると、雨と風はサッカーがやれる範囲だと思う。ただ、雨風の中でやる覚悟は持ちながら、我々がイメージしている綺麗なサッカーで試合が進むとは思っていない。雨風の中で戦い抜くという、逆にワクワクした気持ちでいる。
(清水の印象は?)攻撃的なタレントがいるのは間違いない。個で見ると、特にブラジル人の4人は非常にレベルが高い。(3-0で勝利した)湘南戦は彼らだけでいくつもチャンスを作って、3点では収まり切れないぐらいだった。気持ちよくやらせたら、やれる選手がいるのは事実。中途半端な守備をすれば、中間ポジションからボールを動かす意識が非常に高いチームなので、彼に気持ちよくやらせないことが大事になる。
(前回対戦では4-1で勝利したが?)サッカーの志向としてどんなものか、肌で体験しているのは大事なこと。前回対戦は自分たちが点が欲しいタイミングで追加点を取れて行った、ある意味順調過ぎるゲーム運びだったと思う。ただ、自分たちは前節・鳥栖戦やここ最近の数試合のレベルを繰り返すことが大事。自分たちに目を向けるべきだと思っている。

試合前情報

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本日のスターティングイレブンです! 前節から先発2人が入れ替わりました。悪天候にも負けず、リーグ戦2連勝を目指します!

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3試合ぶりの先発となった柴崎晃誠選手。豊富な経験を持つボランチのゲームコントロールに注目です!

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選手を乗せたバスがスタジアムに到着しました。勝利に向けて気合い十分です!

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「IAIスタジアム日本平」のロッカールームです。リーグ戦では今季2度目の先発となる土肥航大選手。豊富な運動量を生かしたアグレッシブなプレーに期待です!

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本日はアウェイ・清水エスパルス戦! 相手は現在リーグ17位と苦戦が続いていますが、高い攻撃力を誇る難敵です。今日は天候も含めて難しいゲームが予想されますが、チームの総合力で勝利を目指しますので、熱いご声援をよろしくお願いします!

城福浩監督 ハーフタイムコメント

・守備はよく対応できている。このまま続けること。
・ボールを奪った後はつなぐのか、裏返すのか、もう少しハッキリすること。
・後半もキックオフからハードワークしていこう!

ピーター・クラモフスキー監督 ハーフタイムコメント

・プレーのテンポをもう少し上げよう。
・もっと厳しくプレスに行くこと。
・自分たちの力でひっくり返そう。

GAME REPORT

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「勝点3への執念を見せられた試合だったと思う」(城福浩監督)。台風の影響で雨風が強く吹き続ける中で開催された一戦は、紫軍団がタフに粘り強く90分を戦い抜いた。
序盤のサンフレッチェの出来は抜群だった。最近のゲームで見せている前線からのハイプレスで清水の自由を奪い、すぐにボールを奪って主導権を掌握。攻撃ではテンポの良いパス回しで相手を揺さぶって敵を自陣へ押し込み続けるなど、ゴールの予感は漂っていた。すると13分、相手陣地でFKを獲得すると、森島司が目の覚めるような豪快なシュートを突き刺して先制。まったく隙のない理想的な出だしとなった。
 だが、ここから試合は最後までもつれる激闘へと変わっていく。少しずつ清水にボールを持たれ始めて攻め込まれる時間が増えると、28分にはアクシデントも襲った。1トップでハイプレスの起点となっていた永井龍が足を痛めて負傷交代。すぐにドウグラス・ヴィエイラを投入したものの、清水のブラジル人選手を中心とした攻撃の圧力を受け続ける形で前半を終えることになった。
 後半はまさに執念の戦いとなった。途中から入っていたドウグラスが負傷によりハーフタイムで交代するこの試合2度目の不運も重なったサンフレッチェ。開始早々の49分にはジュニオール・ドゥトラに同点ゴールを奪われるなど流れが相手に傾きかけた中で、チームを救ったのはドウグラスに代わって入っていたレアンドロ・ペレイラだった。失点直後の51分、相手陣での森島のFKのこぼれ球を左足で強烈なシュートを決めてすぐさま勝ち越し。その後も耐える時間が続いた広島だったが、堅い守りからカウンターで好機をうかがうと、75分にチャンスが訪れた。浅い相手最終ラインの隙を突いた浅野雄也のパスに抜け出した川辺駿がGKとの1対1を迎えると、冷静にネットを揺らして貴重な3点目を奪った。
 その後、諦めない清水の反撃にあって86分には1点を返されるなど最後まで苦しむ展開となったが、6分間のアディショナルタイムも含めて全員が勝点3への意地を見せて守り抜き3-2の勝利。大荒れの天気の中、試合中に負傷者も出るハードな一戦は「今日は少し代償が大きかったと思うが、とにかく勝点3を取れたことは良かった」(城福監督)と困難を乗り切り広島が2連勝を飾った。


城福浩監督 試合後コメント

試合の入りは非常に良かったと思うし、前半の内に2点目を取りたかった内容だったが、途中から押し込まれる時間が長くなって耐える時間が長かった。もう少し早めに押し返すところは次に修正できればと思っている。ただ、同点にされた後にすぐ2点目を取り、その後3点目を奪って勝利につなげられたのは、チームとしてみんなが勝点3への執念を見せられた試合だったと思う。3-1でリードしている時にどこでフットボールをするか。その意味では、ボールの取られ方が悪くてカウンターで2点目を取られたところを含めて修正したい。最後は青山敏弘、あるいは川辺駿を中心によく声をかけながら、勝点3にこだわってゲームを終わらせられたのは良かった。広島のファン・サポーターの方たちにも勝利への執念は届けられたと思う。
(途中で退いた永井龍とドウグラス・ヴィエイラの状態については?)まだ分からない。どれぐらいかかるのか、今の時点ではお伝えしようがない。また、筋肉系の部分をかかえながら終了のホイッスルをピッチで聞いた選手が何人かいる。今日は少し代償が大きかったと思うが、とにかく勝点3を取れたことは良かった。
(森島司のFKについて)まずは試合の入りで非常に良い圧力をかけて、相手陣でずっとサッカーをやっていた。そこでセットプレーで点を取れたことで、我々としてはゲームを進めやすくなったと思う。最近の彼はキックが安定していなかったが、今日の素晴らしい一発で吹っ切れて、さらに自信を付けてもらえればと思う。
(次節の川崎F戦に向けての思いは?)まずはいろんなところの(体の)違和感がない選手がどれぐらいいるのか確認をしたい。どれぐらいの選手が万全の状態で次に向かえるのか。その中で川崎F戦に戦える選手をセレクトしたい。チーム全員で準備してきているので、誰が出てもいいような状況は作ってきている自負がある。とにかくやれる選手で全員で川崎F戦にチャレンジしていきたい。