2021明治安田生命J1リーグ 第32節

試合開始日時
2021年09月22日(水)  19:03キックオフ 
試合会場
エディオンスタジアム広島
天気・気温
晴、弱風 、気温21.6℃ 、湿度78.0%
入場者数
3,905人
芝状況
全面良芝
主審
池内明彦
副審
西橋勲 、 越智新次
第4の審判
藤田優
VAR
家本政明
AVAR
武田光晴
試合終了
18

サンフレッチェ広島

Home

0-1

0前半0
0後半1
16

セレッソ大阪

ゲームレポート

得点 55'進藤 亮佑
3 シュート 15
12 GK 3
4 CK 9
13 直接FK 12
0 間接FK 3
0 オフサイド 3
0 PK 0
監督
城福 浩 小菊 昭雄
スターティングメンバー
GK 1 林 卓人
GK 21 キム ジンヒョン
DF 2 野上 結貴
DF 3 進藤 亮佑
DF 4 荒木 隼人 累積イエローカード
DF 15 瀬古 歩夢 累積イエローカード
DF 19 佐々木 翔 累積イエローカード
DF 26 小池 裕太
MF 18 柏 好文
DF 33 西尾 隆矢
MF 25 茶島 雄介 累積イエローカード
MF 4 原川 力 累積イエローカード
MF 27 ハイネル 累積イエローカード
MF 17 坂元 達裕 累積イエローカード
MF 15 藤井 智也
MF 23 乾 貴士 累積イエローカード
MF 29 浅野 雄也
MF 25 奥埜 博亮
MF 14 エゼキエウ
FW 9 アダム タガート
FW 9 ドウグラス ヴィエイラ 累積イエローカード
FW 29 加藤 陸次樹
控え
GK 38 大迫 敬介
GK 50 松井 謙弥
MF 6 青山 敏弘 累積イエローカード
DF 6 チアゴ 累積イエローカード
MF 10 森島 司 累積イエローカード
MF 18 西川 潤
MF 17 松本 泰志
MF 30 喜田 陽
MF 24 東 俊希
FW 13 高木 俊幸 累積イエローカード
MF 30 柴﨑 晃誠 累積イエローカード
FW 20 大久保 嘉人
FW 37 ジュニオール サントス
FW 34 山田 寛人
交代
56' ハイネル → 青山 敏弘
62' アダム タガート → 山田 寛人
56' 藤井 智也 → 東 俊希
81' 加藤 陸次樹 → 大久保 嘉人
56' エゼキエウ → 柴﨑 晃誠
81' 乾 貴士 → 高木 俊幸
71' ドウグラス ヴィエイラ → ジュニオール サントス
90'+4 坂元 達裕 → 西川 潤
76' 柏 好文 → 森島 司
警告
38' ドウグラス ヴィエイラ イエローカード
89' 高木 俊幸 イエローカード
90'+4 西川 潤 イエローカード
退場

試合の見どころ

 継続こそが勝利への道だ。3試合ぶりに勝点3を奪った前節・柏レイソル戦(3◯0)、広島がこれまでと何か変わったことをしたかと言うと、決してそうではない。
「ここ7~8試合は自分たちらしい安定した試合の入りができていた。ただ、必ず勝点3が取れたかと言うと、そういう試合ばかりではなかった。非常に悔しい思いもしてきた。それでも自分たちがやれていることを信じてやり抜くこと。変えずにブレずにやり抜くことを選手と共有して試合に入った」(城福浩監督)。
 レイソル戦では3-0の結果が得られたが、勝てなかった試合でも最近では首位争いを演じる川崎Fや横浜FMに対して、互角以上の戦いができていた。“良い守備からの良い攻撃”をテーマにした前線からボールを奪いに行く積極的かつ組織的な守備、速攻と遅攻を使い分けたメリハリのある攻撃は十分に機能していた。残り9試合もこの戦いを貫くのみだ。
 2連勝を目指す今節、スタイルの継続とともに連続無失点も一つのカギとなる。相手は各ポジションにタレントを擁す強豪・C大阪。4位に終わった昨季から一転、今季はレヴィー・クルピ監督を新たに迎えたが、一時は11試合連続で勝利のない状況(7分4敗)に陥るなど苦しい時期を過ごし、8月下旬にはクルピ監督が退任。小菊昭雄コーチが後任として指揮を執る難しいシーズンとなった。ただし、選手の顔ぶれを見ればやはり強烈だ。10番で司令塔の清武弘嗣はケガで約1カ月の離脱となったが、今夏には元日本代表のドリブラー・乾貴士がC大阪へ10年ぶりの復帰を果たした。すでに左サイドMFでリーグ戦3試合に出場して攻撃で存在感のあるプレーを見せるなど、「彼の得意な形を出させないようにしないといけない」(城福監督)。一人で局面を打開してチャンスを演出できる背番号23は当然ながら注意が必要だ。
 また、他にも日本代表に選出されるようになったアタッカーの坂元達裕やオーストラリア代表FWのアダム・タガート、大久保嘉人、奥埜博亮、原川力といった実績のある選手だけでなく、広島ユース出身のストライカー・加藤陸次樹などの台頭もある。現在はリーグ戦2試合連続の無得点で連敗中だが、一発のある選手は多いだけに、90分をとおして油断はできない。
 広島としては、無失点に抑えながら前節同様の我慢強い攻撃を繰り出せるかだ。レイソル戦ではボールをほぼ支配して試合を進める中、得点を奪えなくても焦れずにリスク管理を徹底しながら攻撃し続けたことが30分のドウグラス・ヴィエイラの先制点に繋がった。C大阪戦も同じ戦い方を徹底するのみ。その先に今季2度目の2連勝が待っている。

城福浩監督 試合前日コメント

---中3日の戦いとなるが、メンバー選考についてはどう考えているか?
「中3日はあるし、ずっと連戦でやってきたわけではない。基本的にC大阪戦はみんなが選択肢にある状況だと思う。その次も(中3日で札幌戦が)あるということを考えた時に、明日の試合で勝点3を取って、その次もそれ(勝点3を)を狙えるような状況をトータルで考えた。何よりも我々の前からの良いディフェンスから、カウンターと遅攻を織り交ぜていく。そのインテンシティーを下げたくない。それを保つことを大事にしたい」

---C大阪は連敗中で調子を落としている印象だが?
「あれだけの連戦(13連戦の11試合を消化)を戦っている。我々も(17)連戦を経験したが、コンディションの条件としたら大変だと思う。逆に言えば、自分たちは絶対に走り勝たないといけない。前節・浦和戦は中2日だったので特別厳しかったと思うが、彼らが90分間フレッシュさを保てるかと言うと、それは分からない。ただ、フレッシュな時の動き直す鋭さやそこにボールを供給してチャンスの時に発揮するクオリティーはC大阪の持ち味。そこを出させないようにしないといけない。また、我々がボールを動かして相手を疲弊させる時間を早めることは大事になる」

---C大阪に復帰した乾貴士選手の印象は?
「彼がバイタルエリアに持ち出した時にはやはりアイディアや視野の広さがある。針の穴を通すようなパスとシュートも持っている。彼の得意な形を出させないようにしないといけない。試合の頭からなのか途中から出てくるのか分からないが、武器は持っている。そこは細心の注意を払いたい」

試合前情報

photo
本日のスターティングイレブンです。前節から、スタメンを3人入れ替えて連勝を目指します! ともに戦い、勝利をつかみとりましょう!!

photo
選手がピッチに登場! ただいま、ウォーミングアップ中です! 浅野雄也選手は、浦和戦以来となる5試合ぶりの先発出場。ゴールを陥れるべく、ピッチを躍動します!

photo
選手バスがスタジアムに到着しました! 野上結貴選手は、今日の試合でJ1通算150試合出場を達成します。自身の節目となる一戦、狙うはもちろんクリーンシートです!

photo
本日のロッカールームです。期待が集まるのは、前節・柏戦でハットトリックを決めた、ドウグラス・ヴィエイラ選手! 今日の試合で3試合連続ゴールを狙います!

photo
本日はホーム・C大阪戦! 相手は元日本代表の乾貴士選手を筆頭に多くのタレントを擁す難敵です。ホームとはいえ、難しい戦いが予想されますが、チーム全員の力を合わせて勝利を目指しますので、後押しをよろしくお願いします!

城福浩監督 ハーフタイムコメント

・守備時には逆サイドはもっと絞ること。
・ビルドアップの時は距離感を意識しよう。
・よく我慢した。こういう時こそチャンスはあるぞ!

GAME REPORT

photo
photo

photo
photo

photo
photo


 今季2度目の2連勝を目指した広島だが、またしても跳ね返される悔しい結果となった。
 前半からC大阪の攻撃を受ける展開が続いた。開始6分にハイネルのフィードに対してドウグラス・ヴィエイラが相手DFの背後を取ってチャンスを迎えたが、その後は乾貴士を中心とした多彩な攻撃を展開するC大阪をなかなか止めることができず。8分に加藤陸次樹に裏を取られてピンチを招いた他、20分には乾に左サイドを突破されてアダム・タガートにクロスを送り込まれるなど、相手の攻撃が際立つ嫌な時間が続いた。22分の引水タイムまで広島が1本のシュートしか打てなかったのに対し、C大阪は6本。「守備がなかなかハマらなかった」。そう荒木隼人が試合後にこぼしたように、前線からのプレスがうまく機能しなかった広島は、効果的な攻撃も発動できずに主導権をC大阪に握られたまま前半を終えた。
 後半も構図は変わらなかった。出だしからC大阪に押し込まれる時間帯が続く中、相手の決定機にはDF陣を中心に体を張った守備を見せていた広島だったが、55分、ついに決壊してしまう。中央の原川力のロングフィードが右サイドの進藤亮佑へと渡り、坂元達裕とのワンツーからそのまま進藤に決められて失点。チームにリズムが出ない中で重い1点がのしかかってしまった。
 そうなると、城福浩監督はすぐに動いた。56分、ベンチに温存していた柴﨑晃誠、青山敏弘、東俊希の3人を同時投入。まずは同点に追い付くため、攻撃的なプレーヤーを配置して攻めの姿勢を見せた。
 それからは、柴﨑、青山を中心にポゼッション率を高めて反撃に出たサンフレッチェ。さらに71分にジュニオール・サントス、76分には森島司とより攻撃色の強いプレーヤーを次々と投入してゴールを目指したが、守備に人数を割いたC大阪を最後の局面では攻略できず。後半のシュート数も1本に終わるなど、90分を通して決定機を作れずに90分を終えた広島が0-1で敗れる結果となった。
「インテンシティーの高い守備をすることと、そのためにもマイボールの時間を増やすことの両輪が必要。我々らしくやるには今日は攻撃のところで少しマイボールの時間が少なかった。そこは改善しないといけない」。試合後、城福監督はそうチームの課題を口にした。


城福浩監督 試合後コメント

「今日来てくれたファミリーの方と喜び合いたかったが、それができずに本当に残念。悔しい思いをさせてしまったと思っている。前半は入りは悪くなかったと思うが、途中からマイボールの時間が少し少なかった。相手にボールを渡してしまうことが多く、どうしてもラインを上げきれず、我慢する時間が続いた。後半は立ち位置を確認して試合に入ったし、攻守において改善しながら、早め、早めにメンバーを変えていこうと思っていた。3人交代を準備していた中で失点したのは悔やむところだが、インテンシティーの高い守備をすることと、そのためにもマイボールの時間を増やすことの両輪が必要。我々らしくやるには今日は攻撃のところで少しマイボールの時間が少なかった。そこは改善しないといけない」

---荒木隼人選手と柏好文選手のケガの状況は?
「プレーするにはよりリスクがある方を交代した。荒木はテーピングをすればプレーを続けることは可能だと聞いたので、最悪、最後は(荒木を)1トップに上げてフィールドの残り9人でやろうと思っていたが、ポジションを変えずにやれるという判断だったので、荒木を変えずにそのままのポジションでやらせた。柏はプレーを続行するのは難しかった。(次節・札幌戦は)あの状況でプレーを続けるのは難しかったので、柏は常識的には難しいと思っている。できるだけ早く戻れるようにみんなでしっかりサポートしたい。荒木については、これからになる」

---今日の守備について。
「我々は(インテンシティーの高い守備とマイボールの時間を増やすことの)両方が必要。前半はボールを失う回数が多くて相手を押し込む機会が少なかった。押し上げる時間が少なくて、でもプレッシャーに行かないと押し上げられない、そのサイクルになった。そういう意味では、インテンシティーの高い守備ができなかったというよりも、両輪である攻撃で相手を押し込む時間が少な過ぎたということが、問題だと思う。最終的なゴール前の集結はやれていたと思うが、その時間が長ければ長いほどアクシデントが起こる可能性が高くなる。前半は耐える時間が長かったという意味では、攻撃に問題が大きかったと思う」