2021JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第3節

試合開始日時
2021年04月21日(水)  19:03キックオフ 
試合会場
エディオンスタジアム広島
天気・気温
晴、弱風 、気温17.5℃ 、湿度33.0%
入場者数
1,739人
芝状況
全面良芝
主審
福島孝一郎
副審
大塚晴弘 、 若槻直輝
第4の審判
石丸秀平
試合終了
18

サンフレッチェ広島

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0-1

0前半0
0後半1
1

ベガルタ仙台

ゲームレポート

得点 75'加藤 千尋
8 シュート 11
10 GK 8
10 CK 4
7 直接FK 13
0 間接FK 2
0 オフサイド 2
0 PK 0
監督
城福 浩 手倉森 誠
スターティングメンバー
GK 1 林 卓人
GK 1 小畑 裕馬
DF 16 清水 航平
DF 31 照山 颯人
DF 3 井林 章
DF 5 アピア タウィア 久
DF 19 佐々木 翔
DF 23 シマオ マテ
DF 15 藤井 智也
DF 4 蜂須賀 孝治
MF 25 茶島 雄介
MF 17 富田 晋伍
MF 30 柴﨑 晃誠
MF 18 中原 彰吾
MF 14 エゼキエウ
MF 20 マルティノス
MF 41 長沼 洋一
MF 28 佐々木 匠
MF 18 柏 好文
MF 32 氣田 亮真
FW 23 鮎川 峻
FW 19 皆川 佑介
控え
GK 13 増田 卓也
GK 22 ストイシッチ
DF 33 今津 佑太
DF 24 長倉 颯
MF 10 森島 司
DF 25 真瀬 拓海
MF 24 東 俊希
MF 2 秋山 陽介
MF 27 ハイネル
MF 6 上原 力也
MF 29 浅野 雄也
MF 26 加藤 千尋
FW 37 ジュニオール サントス
FW 15 西村 拓真
交代
57' 清水 航平 → ハイネル
46' マルティノス → 加藤 千尋
57' 佐々木 翔 → 今津 佑太
64' 佐々木 匠 → 西村 拓真
57' 柏 好文 → 森島 司
64' 氣田 亮真 → 真瀬 拓海
64' エゼキエウ → 浅野 雄也
81' 皆川 佑介 → 上原 力也
71' 藤井 智也 → ジュニオール サントス
警告
退場

試合の見どころ

 目指すのは勝利のみだ。ルヴァンカップ2試合を終えて1分1敗とスタートに躓いた広島が臨む3戦目の相手は仙台。グループステージ突破のためにはもう負けられない戦いであり、「逆を言えば勝てばチャンスはある」(城福浩監督)。同じグループでは横浜FMが2戦2勝で一歩リードしているが、清水が1勝1分で仙台が2敗。今回の試合で広島が勝利できれば、グループ2位までに与えられるプレーオフステージ進出の行方はまだまだ分からなくなるだけに、何が何でも勝点3が欲しい一戦となる。
 相手が仙台となれば、より一層、広島にとって勝ちたい思いは募る。「我々は開幕戦の悔しさを忘れていない」(城福監督)。約2カ月前のリーグ開幕戦、27分に相手が一発退場し、33分には先制点を奪う完全な広島ペースとなったが、なかなか追加点を挙げられずにいると90分にまさかの失点。数的優位を生かせずドローに持ち込まれる何とも悔いの残るゲームとなった。
 その後の仙台は6連敗を喫するなど現在もリーグ戦3分6敗と1勝もできずにいるが、相手の状況など関係なく広島としては「絶対に落とせないということと、あの開幕を忘れない中でしっかりと結果を出すことが大切」(城福監督)。仙台は直近の試合である17日のJ1第10節・横浜FC戦は2-2のドロー。2点を先行されながらも、試合終盤にセットプレーから2得点を奪って追い付く粘りを見せた。結果が出ていない中でも手倉森誠監督のスタイルである前線の選手から献身的にハードワークしてくる“堅守速攻”、そして変化のあるセットプレーは相変わらず侮れず、警戒が必要だが、広島としては直近のゲームで見せた“ベース”を継続できれば勝利は必ず近付いてくる。
 18日の川崎F戦では、全員がハードワークし、ひた向きに粘り強く相手と戦い続けた結果、1-1のドローに終わった。いまだ無敗の王者相手とはいえ、勝利できなかった悔しさもあるが、「自分たちがひた向きに粘り強くやる原点へ立ち返って勝点1を取れたのは、あの試合の勝点1だけでなく、これから先、我々のスタンダードにできれば本当に大きな勝点1になる」と指揮官。中2日とあって仙台戦ではどんな顔ぶれになるか不透明だが、誰が出場しようともまずは川崎F戦同様に全員が魂を込めて戦い、走り抜くこと。その上で攻撃のクオリティーを高めていけば、仙台守備陣は攻略できるはずだ。準備期間は短いが、広島はポジティブな流れに乗って勝利を目指す。

城福浩監督 試合前日コメント

---中2日での戦いとなるが?
「我々は前節・川崎F戦前には名古屋戦もあったので、リーグ戦が続いた中で明日の試合となる。相手は中3日だし、単純にそこのコンディションを考えたら確実にディスアドバンテージ。逆に捉えれば全員でこの日程を乗り切っていくチャンスの状況だと思うし、特に(多くのメンバーを入れ替えた)湘南戦で悔しい思いをした選手もいる。何よりも仙台には開幕で勝ち切れなかった悔しさがある。そこをチーム全員で晴らしたい」

---相手の状況も不透明だが?
「我々なりに予測はしているが、どう臨んで来ようが相手の[4-2-3-1]システムをどういうふうに崩すか。相手のセットプレーやカウンターをどう防ぐかは、自分たちで繋いでいきながらやれればいい。特に川崎F戦で見せた局面の戦い、あれぐらい魂を持ったプレーを誰が出てもできるように、そんな準備をしたい」

---グループステージ突破には勝利が必要だが、どう得点を奪っていくか?
「FWの動き出しを含めて、前線はモビリティーが出ると思う。その前提である良い奪い方をみんな意欲的にやってくれているし、川崎F戦のスタンダードがある。これをイメージしながらやってくれると思うので、そうすれば相手のゴール前に良い形で攻められると思う」

---川崎F戦で勝点1を持ち帰ったのはチームにポジティブな影響もあるのでは?
「もちろん、やるからには勝点3を取るつもりでやっていた。前半は押し込まれたが、粘り強さを見せられたからこそ、試合を見直しても勝点3のチャンスはあった。自分たちがひた向きに粘り強くやる原点へ立ち返って勝点1を取れたのは、あの試合の勝点1だけでなく、これから先、我々のスタンダードにできれば本当に大きな勝点1になる」

試合前情報

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本日のスターティングイレブンです!18日(日)川崎フロンターレ戦から、スタメンを10人入れ替えて、フレッシュなメンバーで戦います!

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選手がピッチに登場! キャプテン・佐々木翔選手が1番乗りでピッチに飛び出していく光景が戻ってきました!

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チームバスがスタジアム到着しました! 佐々木翔選手は、3月21日以来、1ヶ月ぶりのスタメン出場! 引き締まった表情でロッカー入りしました!

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アウェイ・川崎フロンターレ戦から中2日とあって、大きくメンバーを入れ替えるなか、柏好文選手は2試合連続のスタメン! 若手選手も多く出場しているだけに、経験豊富な柏選手にチームを牽引するプレーが期待されます!

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本日はホーム・ベガルタ仙台戦! 相手は今季、いまだ公式戦で勝利がありませんが、力のある難敵です。リーグ開幕戦で激突した際には1-1のドロー。当時の「悔しさを晴らしたい」と話す城福浩監督の下、チーム全員の力を合わせて勝利を目指しますので、熱い後押しをよろしくお願いします!

城福浩監督 ハーフタイムコメント

・守備はマークの受け渡しをしっかりすること。
・このインテンシティーの高さを続けること。
・勝負はここからだぞ!

GAME REPORT

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 何とも悔しい結末となった。
 どちらかと言えば、前半はサンフレッチェが優位に試合を進めた。直近のリーグ・川崎F戦から中2日ということもあり、先発10人を入れ替えた広島は1トップ・鮎川峻とその下に位置する長沼洋一の二人がアグレッシブなプレスを仕掛けて前線から相手を追い込んでいく。自陣にボールを運ばれた際でも、広島では約1カ月ぶりの復帰となったDF佐々木翔を中心に仙台攻撃陣に自由を許さず。攻撃に移れば、左SBに入ったスピードスター・藤井智也の推進力を生かして仙台ゴールに迫った他、エゼキエウのキレのある突破からチャンスを演出。40分には、CB井林章のフィードから中央で抜け出した鮎川がGKと1対1の好機を作り出すなど、前半は広島のほうが得点の匂いを漂わせながらハーフタイムを迎えた。
 後半もサンフレッチェの出足は良かった。開始早々の柏好文の決定機を皮切りに、49分には相手ゴール前でのハイプレスから柴﨑晃誠がポスト直撃のシュートを放つ。長沼も果敢な仕掛けからゴールを狙う中でなかなか相手守備陣をこじ開けられずにいると、城福浩監督は早々に動いた。57分、森島司、ハイネル、今津佑太の3枚を同時投入。選手交代を使いながらチームにパワーを与えていく。1点を争う攻防はその後も膠着した状態が続く中、さらに浅野雄也、ジュニオール・サントスと攻撃的な選手を立て続けにピッチへ送り込んで攻撃姿勢を強めた広島だったが、75分、仙台に一瞬の隙を突かれてしまう。自陣ゴール前でFKを与えると、最後は加藤千尋に決められ失点。それまで相手にほとんど決定機を作らせていなかったが、警戒していたセットプレーから先制を許す展開となってしまった。
 そこからはサントスの個人技を生かしながら同点を目指したサンフレッチェだが、リードを奪った仙台の集中した組織的な守備ブロックを攻略できず試合は推移。アディショナルタイム5分も含めて最後まで攻めの姿勢を見せたが、力及ばず0-1の敗戦となった。
「セットプレーはやられるとしたら、そこだと思っていたし、我々もこういうゲームの時こそセットプレーだと思っていた。その勝敗の分かれ目になったところは、本当に悔やまれる。我々は肝に銘じないといけない試合だったと思う」(城福浩監督)。セットプレー一発で沈んだ広島はこれでルヴァンカップは1分2敗。グループステージ突破に向けて、残り3試合は勝ち続けなければならない状況となった。


城福浩監督 試合後コメント

「今日スタジアムに来ていただいたファミリーの方に悔しい思いをさせてしまった。選手はもちろん開幕・仙台戦のことは頭に入っていたし、我々がルヴァンカップのグループステージを抜けるという意味でも今日は仙台相手に勝点3を取るという強い思いを持って試合に入ってくれた。ただ、思うように勝点が取れず残念。なかなか得点が入らない中でセットプレーは気を付けていた。自分たちのミスのような形からファウルをして、与えたセットプレーこそ気を付けないといけない。今日は良い教訓になったと思う。ああいう一つのプレーでゲームが変わることをみんなが思い知らされたということは、次に繋げないといけない。今日の悔しさは全員が共有していると思う。それをすぐに来る次のリーグ戦で晴らすべくみんなで良い準備をしたい」

---ルヴァンカップの今後3試合の展望は?
「ルヴァンカップに関して言えば、ここで結果を出して、もちろんグループステージを抜けたいと思っているし、それを目指してやる。ここで結果を出してリーグ戦に絡んでほしいという思いもある。選手は何分であろうが出た時間を大事にさせたいし、我々としては早く1勝を挙げたいと思っている」

---前半には鮎川峻選手の決定機や後半も彼の守備から柴﨑晃誠選手が決定機を迎えたが?
「あのシュートが入っていれば、というのはタラ・レバなので、もっともっと決定的なシーンを多く作らないといけない。もちろん入っていればゲームの様相は変わったと思うが、チャンスを作るという意味では、もっと作らないといけない。このメンバーでももっと作れると思っている。また、セットプレーはやられるとしたら、そこだと思っていたし、我々もこういうゲームの時こそセットプレーだと思っていた。その勝敗の分かれ目になったところは、本当に悔やまれる。我々は肝に銘じないといけない試合だったと思う」

---今日の試合に出た選手たちにはリーグ・湘南戦の悔しさを晴らしてほしかったのでは?
「まったく同じメンバーではないが、逆に言えば、メンバーがどうのこうのよりもここしばらくは勝てていないので、私はすごく危機感がある。前節は引き分けたが、勝点1でしかない。リーグ戦を含めてチーム全員でもっと危機感を持って次の試合は臨まないといけない。一つの決定的なシーンを外した、ファウルではないかもしれないけど笛を吹かれた、どういうタイミングで集中しないといけないか。そういう部分は本当に肝に銘じないといけない。今日の佐々木翔について、メディカルからは『45分で交代してくれ』と言われていたが、ギリギリでケガなくやれた。今日パフォーマンスを見せた選手は、しっかりと次に繋げていけるようにしたいし、そうあるべきだと思っている」