2020明治安田生命J1リーグ 第3節

試合開始日時
2020年07月08日(水)  19:03キックオフ 
試合会場
エディオンスタジアム広島
天気・気温
曇、弱風 、気温22.4℃ 、湿度78.0%
入場者数
0人
芝状況
全面良芝
主審
池内明彦
副審
三原純 、 越智新次
第4の審判
西山貴生
18

サンフレッチェ広島

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1-2

1前半0
0後半2
37

大分トリニータ

ゲームレポート

:10レアンドロ ペレイラ
得点 :85高澤 優也
:90+4三平 和司
11 シュート 11
5 GK 6
7 CK 7
6 直接FK 5
2 間接FK 5
2 オフサイド 4
0 PK 0
監督
城福 浩 片野坂 知宏
スターティングメンバー
GK 38 大迫 敬介
GK 1 高木 駿
DF 2 野上 結貴 累積イエローカード
DF 3 三竿 雄斗
DF 23 荒木 隼人
DF 5 鈴木 義宜
DF 19 佐々木 翔
DF 29 岩田 智輝
MF 44 ハイネル
MF 6 小林 裕紀
MF 8 川辺 駿
MF 8 町田 也真人
MF 6 青山 敏弘
MF 11 田中 達也
MF 29 浅野 雄也
MF 40 長谷川 雄志
MF 9 ドウグラス ヴィエイラ
MF 47 井上 健太
MF 10 森島 司 累積イエローカード
FW 16 渡 大生
FW 39 レアンドロ ペレイラ
FW 18 伊佐 耕平
控え
GK 1 林 卓人
GK 22 ムン キョンゴン
DF 3 井林 章
DF 2 香川 勇気
MF 50 藤井 智也
DF 15 小出 悠太
MF 25 茶島 雄介
MF 4 島川 俊郎
MF 30 柴崎 晃誠
FW 9 知念 慶
MF 24 東 俊希
FW 27 三平 和司
FW 20 永井 龍
FW 31 高澤 優也
交代
63 森島 司 → 東 俊希
41 町田 也真人 → 香川 勇気
63 浅野 雄也 → 藤井 智也
46 伊佐 耕平 → 知念 慶
78 青山 敏弘 → 柴崎 晃誠
74 渡 大生 → 三平 和司
78 野上 結貴 → 井林 章
74 井上 健太 → 小出 悠太
83 ハイネル → 茶島 雄介
83 田中 達也 → 高澤 優也
警告
退場

試合の見どころ

 上々の再スタートだ。約4カ月ぶりの公式戦となった7月4日(土)のリーグ再開初戦・神戸戦はアウェイで3-0の快勝。「自分たちのボールを持つ時間をもっと増やしたかった」(城福監督)と多くの時間で相手にポゼッションを許したのは反省点だが、攻撃ではセットプレーを含めて効果的に得点を重ね、守備では組織的かつ粘り強い守りでJ屈指のタレント軍団を無失点に抑えた。2月の鹿島とのJ1開幕戦と同じスコアでの勝利はチームにとって再び大きな自信になったのは間違いない。
 その神戸戦から中3日で迎える今節は、ホームに大分を迎え撃つ。新型コロナウイルスの影響により、前節に続いてスタジアムに観客のいない“リモートマッチ”での戦い。『エディオンスタジアム広島』では初めての経験とあってどんな雰囲気になるのか想像がつかないが、公式戦の舞台に変わりはない。神戸戦での勝利の勢いを持ってリーグ3連勝を目指すのみだ。
 もっとも、大分から勝点3を奪うのは神戸より難しいかもしれない。サンフレッチェの元選手でありコーチも務めた片野坂知宏監督が率いて5年目を迎えた大分の戦術はもはや熟成の域にある。足下の技術に優れたGK高木駿を含めた後方からの巧みなビルドアップでゲームを支配しようとする特異な戦い方であり、取りたくてもなかなか取れない“ボールポゼッション”はJ1でも屈指だ。神戸のようにビッグネームがいるわけでもなく、2-0で勝利した前節・鳥栖戦では先発全員が“日本人”というJ1では珍しい構成だが、それだけ攻守において強いまとまりがある。もともと守備が堅く、さらに今季は前線に川崎Fからフィジカル能力の高い知念慶や昨季までサンフレッチェに所属していた渡大生を獲得して選手層も厚くした印象だ。昨季の対戦成績はリーグ戦こそ1勝1分と勝ち越したが、天皇杯では4回戦で激突しPK戦の末に敗退。通算では五分の戦績であり、「あのチームを崩すのは簡単ではない」(城福監督)と今回も1点を争う難しい戦いになるだろう。
 そんなサンフレッチェの勝利のカギになるのは、相手を上回るポゼッション力だ。それこそが自分たちが積み上げてきたスタイルであり、大分のストロングポイントを消すことにもつながる。今季の新たな武器である“ショートカウンター”も相手を押し込んだ時に大きな効力を発揮する攻撃だ。「我々としては、まずは焦れないでボールを動かすこと。もう一つは、奪った後のショートカウンター、そしてセットプレーは勝負のカギになると思っている」(城福監督)。前節・神戸戦で示した堅守を継続し、新たな武器を組み込みながら大分撃破を目指す。

城福浩監督 試合前日コメント

(現在は公式戦3試合連続無失点だが?)そこはまさに我々が目指しているところ。もちろん、人もボールも動くサッカーを目指したいが、結果を得ながらシフトしていきたいという意味では、理想を追い求めるだけでなく、やはり失点数が少ないのが現実的であり、結果を得ながら成長するプロセスになる。そこはみんなで積み上げてきたチームの共通意識がある。その証として、まだ失点していないのは非常に嬉しいこと。
(前節・神戸戦の守備について)イニエスタらしい素晴らしいパスは1本だけだった。その1本を反省するよりも、それ以外のところでイニエスタらしい本当の想像性あふれるプレーをさせなかったところをしっかり伸ばしていきたい。我々としては、相手には素晴らしい選手も揃っているし、特長はゼロにはできないので、やるべきことをやった上で、最後の最後まで諦めずにどういうポジションを取っているかというところをチームとしてやれれば失点の確率は減ると思っている。
(2試合連続3得点だが?)神戸戦は我慢の時間が続いた前半だったが、まずは我慢しきれたこと。そして、おそらく我々の得点までは相手はペナルティーエリアに入っていない。そういう意味では、奪った後の可能性のあるカウンターを発動できそうな時にCKを取れて点を奪えたのは主導権を握れたキッカケでもあった。セットプレーの重要性もあらためて感じた。試合運びも我々の望むものになった。
(レアンドロ・ペレイラを相手は警戒してくるのでは?)彼に頼ったサッカーをしているわけではない。チームが連動した中で最後は彼がフィニッシャーとして登場している。彼に預けて、彼が一人で何とかしたというシーンはおそらくほとんどない。お互いを生かしながら、レアンドロだけでなく、他の選手も得点を取れるチャンスをもっともっと作っていきたいし、彼はフィニッシャーなので、その場面にもっともっと顔を出せる展開を作っていきたい。
(大分は守備も堅いが?)あまり前から来るというよりは、11人がしっかりと組織だって守る印象を持っている。あのチームを崩すのは簡単ではない。我々としては、まずは焦れないでボールを動かすこと。もう一つは、奪った後のショートカウンター、そしてセットプレーは勝負のカギになると思っている。
 大分は2トップで来るかもしれないし、中断期の時にいろいろ試しているという情報もある。どちらで臨んで来ても我々らしく戦うことが大事。相手のやり方をことさら意識することなく、自分たちの神戸戦の課題を含めて、より高いレベルで示すことが大事になる。

試合前情報

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今日のスターティングイレブンは、こちら! 前節から中3日での試合となりますが、浅野雄也選手が移籍後初スタメンを飾った他は、同じメンバーで戦います!

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選手バスがスタジアムに到着! 4ヵ月半ぶり、エディオンスタジアム広島に、選手たちが帰ってきました!!

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選手の到着を待つロッカールーム。通常の試合とはロッカーの配置を変えて、選手間の距離がとれるようにしています。

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本日はホーム・大分トリニータ戦! 前節に続いて今節も観客のいない“リモートマッチ”となります。相手は片野坂知宏監督が率いて5年目を迎える難敵となりますが、チームの総合力で勝利を目指しますので、熱いご声援をよろしくお願いします!

城福浩監督 ハーフタイムコメント

・守備はうまく対応できている。
・マイボールの時は工夫しながら動かしていくこと。
・残り5枚の交代枠が残っている。最初から行くぞ!

片野坂知宏監督 ハーフタイムコメント

・次の1点が大事。
・守備はバランスとリスク管理。
・これからどれだけできるか。もっともっとやれる。

GAME REPORT

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 サンフレッチェにとって何とも悔しい結果となった。
 出だしは上々だった。開始早々の10分、紫軍団は高い位置でボールを奪い取ると、青山敏弘のパスに抜け出したレアンドロ・ペレイラがペナルティーエリア内で豪快に右足を振り抜いて先制。開幕戦から好調を維持しているブラジル人ストライカーが早くも今季公式戦4試合連続ゴールを叩き込むことに成功した。理想的な時間帯でのリードにこのままサンフレッチェが主導権を握るかと思われたが、その後から状況は一変する。前節から中3日の疲労の影響からか、多くの時間で相手にボールポゼッションを許す難しい展開へ。その中でもカウンターで追加点を狙ってはいたが、得点は奪えず1-0のまま前半を折り返すことになった。
 そして、勝負の後半に試合は大きく動いた。1点を追い付こうと交代策を含めながら攻勢をさらに強めてきた大分に押し込まれる展開が続く中、サンフレッチェは最後の局面では粘り強く耐え凌いで無失点で進めていく。交代も5枠すべてを使ってリードを守り切っていたが、最後の最後にミスから決壊してしまう。85分、相手のロングフィードの目測をGK大迫敬介が誤って同点弾を許すと、後半アディショナルタイムには大迫の素早いフィードを奪われたところから決勝点を献上。終盤に立て続けに失点を食らう、まさかの逆転負けとなった。
 試合後、「サッカーにはミスがつきものなので、ミスを誰かがカバーする、みんなでカバーしないと失点につながる。そういう意味ではミスが起きてしまったことをカバーしきれなかったのはあったと思う」と反省点を述べた城福監督は、「選手は今日で多くを学んだと思うし、我々も今日の学びを次に生かさないと今年みんなで掲げている目標には届かない。次がすごく大事」と再び中3日で臨むアウェイ・鳥栖戦での逆襲を誓った。

城福浩監督 試合後コメント

勝点0で終わってはいけない試合だったと思う。可能であれば時間を巻き戻したい、そんな試合だった。選手は今日で多くを学んだと思うし、我々も今日の学びを次に生かさないと今年みんなで掲げている目標には届かない。次がすごく大事だと思う。ひさびさのホームゲームを楽しみにしてくださったサポーターの方々、開催に尽力していただいた方々には非常に残念な結果をお届けすることになったが、しっかり顔を上げて、次は「この試合がここに生きたんだな」と思ってもらえるような試合をしたい。
(失点の要因は?)今すぐに正確な分析の下にお答えはできないが、失点には必ず理由がある。サッカーにはミスがつきものなので、ミスを誰かがカバーする、みんなでカバーしないと失点につながる。そういう意味ではミスが起きてしまったことをカバーしきれなかったのはあったと思う。特に2点目については、我々が勝点3を持てる、あるいは2点目のダメ押し点を取れる、そんなふうに思っていて勝点1になったので選手に動揺があったかもしれない。ただ、最低、勝点1で終わらせないといけない、その中でもう一度勝点3を取り直さないといけないところで少し判断のところも含めて裏目に出たと思う。
(交代枠の難しさを感じたか?)もちろんシチュエーションによるが、今日であれば1-0で勝っていた状況の中での交代だったし、その時、その時で状況が違うので何とも言えない。全体としては、ひさしぶりのゲームを4日前にやって、我々としては非常に良い出来で終えたところで、しっかりリカバーして、中3日でもほぼ同じメンバーでやれると判断した。ただ、ひさしぶりのゲームだったということ、今日は久しぶりに暑かったことを考えると交代だけでなくスタートのところ、あるいは最初から出し切る意識を持った選手を含めて、もう少し整理をしてゲームに向かっていくことはやらないといけないと今日はあらためて感じた。
(左サイドで出場した浅野雄也と藤井智也について)こういう場で個人の評価は避けたい。ただ、ここ数年間は当たり前のように柏(好文)が左サイドで出ていた。彼のボールの収まりや推進力は我々の一つの武器でもあった。(前節に)ケガをして、逆に言えば今日出た二人を含めてチャンスを与えられた選手がいる。そこは思い切ってやってほしかった。自分の特長をキックオフから、出た瞬間から出し切るところは、周りの協力もそうだが、本人もそういう意識を持ってどんどんチャレンジしてほしい。もちろん、簡単なシチュエーションではないが、柏と特長がまったく違うので同じプレーはできない。出ていった選手が特長を出し切る。もちろん守備もやってほしいが、まずは特長を出すということは、今日は良い勉強をしてくれたと思う。成長の糧になってくれればと思っている。